公開日: 2023/02/24
超おすすめの「RVパーク 阿寒丹頂の里」ですが、意外な弱点があります。これは実際に行ってみるまで、気が付かない人が大部分でしょうが、24時間利用可能なトイレからRVパークの駐車場が予想以上に遠いのです。
北海道の道の駅やオートキャンプ場などは敷地面積が広く、たまに歩いて行くのが「嫌だな」と思う程度にトイレなどが遠いことがあります。そんなときにために筆者が今回の道東旅向けに用意したアウトドアアイテムが「キャプテンスタッグ ワイルダーFDB206」です。
筆者のキャンピングカーには自転車用のキャリアが装備されているのですが「冬場は自転車が活躍することはない」と考え使っていませんでした。しかし、太いブロックタイヤを装備するファットバイクなら、雪道でも問題なく活躍してくれるのではないかと考えて、持って行ったのですが大正解!
夜中に目が覚めて零下20度近いなか、トイレまで行くのは結構辛いのですが、ファットバイクを使えば楽々です。また、幅約7cmの極太ブロックタイヤは、凍った雪道も予想以上に安定して走れました。とてもおすすめ。
ちなみに筆者は非常に気に入り、旅行以外でも「キャプテンスタッグ ワイルダーFDB206」を使って北海道の冬でも近所は自転車を使うようになりました。この詳細などは、ぜひまたどこかでお話したいと思っています。冬の自転車も楽しいですよ。
ご飯を食べた後は、温泉に入っては、休憩室のタタミで横になって休憩。また、温泉で温まってをくり返して、十分に温泉を楽しんでから、十分に暖房をしたキャンピングカーでぐっすりと眠ったわけです。
とはいえ、翌日も朝日の撮影から始まるので、かなり朝は早いわけですが……。3日目は厚岸の牡蠣に、ラッコ探しの予定、次回の記事もぜひお楽しみに。
キャンピングカーなら絶景の撮影ポイントの隣でそのまま宿泊というプランニングも可能です。今回の音羽橋のように駐車場とトイレの完備されている場所なら、ほとんど問題はありません。基本的には仮眠程度ですが、駐車に問題がないかなどあらかじめ調べておくことをおすすめします。
また、冬の北海道でガス欠は、即命に関わるトラブルに発展することが多いので注意してください。都会では考えられないかもしれませんが、土日はお休みとか、夕方は17時に閉まるといったガソリンスタンドもまったく珍しくありません。燃料は常に半分以上、半分になったら満タンといったつもりで行動するのがおすすめです。実際に筆者はガソリンスタンドがみつからないため、大ピンチを迎えた経験もあります。
とはいえ、新千歳空港から豊頃町大津海岸に向かいジュエリーアイスからスタートするつもりであった今回の旅は、世界的にも有名なタンチョウの撮影スポットである鶴居村音羽橋からスタート、朝から夕方近くまでタンチョウをお腹いっぱい? 満喫できました。
今回は行けませんでしたが「阿寒国際ツルセンター【グルス】」でも、とても美しいタンチョウの姿が見られるのでぜひチャレンジしてみてください。
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