公開日: 2022/05/21
実は今回、5月24日から一般販売開始予定の Ankerの大容量ポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station」をお借りすることができました。
新発売するAnkerの大容量ポータブル電源は、スマートフォンを約100回充電できる1229Whの大容量で、電子レンジも動かせる1500Wの高出力が魅力です。
さっそく、車内でさまざまな家電を使ってみようと、我が家のバンでお出かけをしてきました。
実際に Ankerの大容量ポータブル電源を使用して感じたことを、大容量タイプのポータブル電源のメリット・デメリットを合わせてご紹介していきたいと思います。
今回Ankerの大容量ポータブル電源を使ってみて筆者が1番メリットに感じたのが、調理家電を使っての車中飯調理がとてもスムースであること!
消費電力が1200Wほど必要なIHクッキングヒーターも問題なく使うことができましたし、10〜20分程度の調理であれば、調理の途中で本体の電源が落ちて加熱がストップしてしまうこともありませんでした。
(消費電力ギリギリのポータブル電源だと、使用途中で本体が熱を持ちすぎ、電源落ちてしまうことが意外とあります)
今回はIHクッキングヒーターや消費電力800W程度の電気コンロで調理をしていましたが、これだけパワフルであればトースターや電子レンジ、ホットプレートなどの使用も可能になってきます。
車中飯のレパートリーもどんどん増やすことができますので、「車中泊飯、毎回同じ料理ばかりになってきたな…」なんてことも減るのではないでしょうか。
筆者が車中泊中に必ず使う必要があるアイテムの中に、髪を乾かす際に使うドライヤーがあります。
日帰りの入浴施設や旅館等ではドライヤーを備えていることが多いのですが、こじんまりとした隠れ家的な温泉だったり、シャワーのみ使用ができる車中泊スポットなどでは、ドライヤーを置いていないこともあるんですよね。
秘湯など温泉巡りが大好きな筆者は、お風呂上がりに髪が乾かせず困ってしまう…、ということがこれまでに多々ありました。 そんな時の車中泊旅でも大容量ポータブル電源があれば、自宅でいつも使用しているドライヤーも問題なく使うことができ、さっと髪を乾かすことが可能です。
実際に Ankerの大容量ポータブル電源を使って髪を乾かしてみましたが、肩くらいの長さの筆者の髪なら、10分強程度で乾かすことができました。 筆者のような名湯・秘湯好きの方にはかなりオススメです。
今回、旅先でIHクッキングヒーターやドライヤー、扇風機やパソコン・スマートフォンの充電…、多くの家電や充電に使用しましたが、1229Whの大容量ということもあり、帰宅時にはバッテリー残量にまだまだ余裕がありました!
容量の小さいポータブル電源を使用していたときは、旅の途中でバッテリー残量を気にしたり、家電類も優先順位を決めて使用しなければならなかったりと、不便を感じる場面があったんですよね。
大容量であればあれこれ家電を使用しても、バッテリー残量の心配がありません。1〜2泊程度の車中泊旅であれば、残量を心配せずに問題なく使用することが可能だと感じました。
帰宅後に自宅でも少しポータブル電源を使用して、ある程度バッテリー残量を減らしてから充電をしてみましたが、わずか1時間で80%ほど充電が完了! これにはかなりびっくりしました。短時間で充電ができるため、車中泊出発前の準備にもあまり時間がかかりません。
2泊よりも長期の旅を予定しているのであれば、別売りになりますがソーラーパネルを使用してソーラー充電も可能なようです。ソーラー充電に対応しているポータブル電源なら、旅先でバッテリー残量が少なくなってしまっても、屋外で充電することができちゃいます。