公開日: 2022/05/21
では、どんなポータブル電源をオススメなのかと言うと、ポータブル電源を置くスペースを確保できるのであれば、やはり大容量タイプのポータブル電源がオススメです。普段自宅で使用している多くの家電を使用することができ、まさに車中泊でも「自宅とほぼ変わらない過ごし方」を可能にしてくれます。
筆者が実際に車中泊で使用してみて感じた「大容量タイプのポータブル電源をオススメする理由」を、以下にいくつかまとめてみました。
自宅で普段なにげなく使用している家電類。実は消費電力が大きいものが多く、大容量&高出力のポータブル電源でなければ、屋外で使用することができないものも多いです。
特にドライヤーやIHクッキングヒーター、電子レンジなどは、1200W以上の消費電力のものがほとんど。これらの高出力家電も動かせる大容量のポータブル電源があることで、自宅とあまり変わらない、不便のない車中泊旅を実現することが可能になります。
大容量タイプのポータブル電源であれば、車中泊のために、わざわざ消費電力の低い家電を購入する必要もありません。普段自宅で使用している生活家電を車内に持ち込みそのまま使用できることは、利点と言えるのではないでしょうか。
暑い・寒い、髪を乾かしたい、お湯を沸かしたい、携帯の充電が切れた…等、車中泊の際に電気製品を使えなかったり、充電が切れてしまうことで不便を感じてしまう場面もあると思います。
特に車内が暑い時・寒い時などは、我慢をして旅を続けることで体調を崩してしまう可能性もあります。無理をしてまで車中泊を決行しても、車中泊自体が嫌になってしまうような経験になってしまったら、とても悲しいですよね。
大容量&高出力のポータブル電源があれば、消費電力高めのポータブルクーラーを使用して車内の温度を下げたり、扇風機やサーキュレーターを2台同時使用し、車内の空気を循環させたり、熱気を車外に排出したりといったことが可能になります。
また冬は電気毛布と小型ファンヒーターを同時に使用することも可能。真冬でも温まった布団の中でぬくぬくと眠ることができるので、疲れをしっかりと取ることができ、冷えによる不調に悩まされることもありません。
大容量&高出力のポータブル電源は、ハイパワーであることからサイズがかなり大きく、重さもかなりあるものが大半。
大きい&重いポータブル電源を持ち運ぶのは大変なのでは…、と考えてしまうかもしれませんが、旅先まで運んでくれるのは車なので、一度車に乗せてさえしまえば重さはそこまで問題にならないのではないかと考えています。
特に力のある男性であれば、持ち運びが困難になる場面は少ないのではないでしょうか。
大きさも車内にポータブル電源を置くスペースを確保できるのであれば、特に問題はありません。筆者のバン(ベース車はマツダのボンゴブローニイ)は車内が広めで、写真のように大きめのポータブル電源を置いてもまだ車内スペースに余裕がありました。
車内の設置スペース&購入予算を確保できるのであれば、大容量のポータブル電源がオススメです!