公開日: 2023/07/27
さてさて、ここまでは機材を中心にお話をしてきましたが、ここからは景色について。
もともと自然のきれいな景色に出会うために、犬連れバンライフを始めた私たち。これまで訪れてきた旅の中で、ついついシャッターを押したくなる、きれいな景色に出会ってきました。その中でも車と撮影できるお勧めのフォトスポットをいくつか紹介しますね。
新潟港から佐渡島に渡り、北端にある「大野亀」と言われる巨大な岩。大野亀と日本海をバックに写真を撮ることができます。まるで海外のような雰囲気でお勧めです。
日本の背骨と呼ばれる北アルプス。そんなアルプスをバックに撮影できる「北アルプス大橋」。ドライブルートとしても撮影スポットとしても、めっちゃお勧めです。
標高1,377mの伊吹山。その「山頂駐車場」は、普段は夜間に駐車することができませんが、夏に何日かは夜間開放します。そのタイミングであれば星をバックに写真が撮れますよ。夏は涼しくて最高です。
京都府の「舞鶴赤レンガ倉庫」は、完全に私の好みです! なんと海上自衛隊の護衛艦と自分の車を写真撮影することができます。少年の心がくすぐられますよね。撮影には望遠レンズが必須です!
砂浜を走ることができる国道、石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」。波打ち際に車を止めて写真を撮れます。
長野県にある標高1,665mの高ボッチ山に広がるなだらかな高原。北アルプスに沈む夕日と一緒に写真を撮れますよ。
鳥取県にある独峰、大山。この雄大な大山をバックに写真が撮れます!
カメラのグレードやレンズだけでなく、写真を撮るなら時間帯も重要です。お勧めの時間帯は、マジックアワーと呼ばれる時間です。日本語に訳せば、「黄昏時」。夕方の薄暗くなった時間帯で、ちょうど昼と夜の合間。薄暗くなった時間帯なので「誰だあれは?」という意味の「誰そ彼(たそかれ)」が語源なんですって。
この時間はとても素敵な写真が撮影できます。人を撮影したらシルエットで抽象的に表現できる。クルマを撮影する場合は、車内の照明をつければ、周囲との緩やかなコントラストを表現することができます。この写真は、昼でも夜でも撮影することができません。夕方のマジックアワー、黄昏時にしか撮影できないんです。
刻一刻を変化する空の色を楽しみながら撮影するのはとてもいいものですよ。時間を自由に決め旅ができるバンライフだからこそ出会える時間帯の景色だと思っています!
さて今回はアクティビティとして「写真」についてお話しさせていただきました。
犬連れバンライフでは、旅の途中に思いがけない景色に出会うことがあります。カメラを持っているからこそ、ここ素敵だなと思ったところに車を止めて写真を撮ったり、こごみと少し散歩をしてみたり。旅の行程の途中で、人も犬もちょっとした気分転換にもなります。
そこで撮影した写真は旅の記録にもなり、家族の大切な思い出になります。
スマホで簡単に写真を残すことができる時代ですが、是非みなさんも、自分のお気に入りのカメラをクルマに詰め込んで、旅に出てみてください。そして、旅先での風景や家族を撮影し、旅から帰った後もその思い出とともに写真を楽しんでください!