公開日: 2023/06/10
静岡県最南端の静岡県御前崎市にある道の駅「風のマルシェ御前崎」。前回千葉県編で多く道の駅を紹介した房総半島も常春の地として知られていますが、風のマルシェ御前崎は房総半島よりも南に位置している道の駅らしく、温暖な気候が育んだ新鮮な野菜や果物がずらりと並びます。
すぐ側は海なので、まさに風のマルシェの駅名の通りの海風を感じることができます。
風のマルシェ御前崎の特徴は、全国的にも珍しい「朝ラーメン」です。温泉が朝早くから入れる道の駅はありますが、ラーメンを朝7時から食べることができるという道の駅は珍しいです。
近隣のお茶農家や問屋さんが早朝から仕事をしているので、そういった方が仕事終わりに道の駅にある「御前崎レストラン たわら屋」で、ラーメンを食べる習慣があるというこの地域らしい食文化です。
朝ラーメンですが、味は超本格的です。「端麗煮干しラーメン」や「煮干しまぜそば」等、メニューはさながら都内のオシャレなラーメン屋さんのようです。
11時からランチ営業をするのですが、そこには黒トリュフを使った日変わりラーメンや個性的な和え玉とこだわり抜かれたラーメンは、何度でも足を運びたくなります。
そしてもう一つ、たわら屋には、天ぷらのせ放題の丼が作れる名物メニューもあります。
メジャーなものから黒はんぺんといった変わり種の天ぷらが丼にのせ放題で、自分だけのボリューム満点のオリジナル天丼ができるんです。
ラーメンや天丼以外にもお刺身や定食等、メニューが豊富なところも魅力です。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/shizuoka/post_667/
・公式HP:http://www.omaezaki-marche.com/
・静岡県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/shizuoka/
全国で10番目に大きい湖、汽水湖の長さとしては日本一の湖、浜名湖の西に位置する道の駅が「潮見坂」です。静岡県湖西市にあります。すぐ目の前は遠州灘が広がり、その大海原を眺めながら足湯に浸かることができるのも、うれしいポイントです。
道の駅では、全国的にも有名な浜名湖名物「うなぎパイ」が人気です。その他にも、ウナギの頭や内臓、骨を肥料にして育てたさつまいも「うなぎいも」を使ったお菓子なんかも売っています。
お食事処では、遠州灘で獲れたシラスを釜揚げにして白飯に乗せた「シラス丼」がとにかくオススメです。シラスの産地として有名で、産地だから楽しめる味わいで最高です。
それだけシラスが有名となると、シラスを使ったソフトクリームがあってもおかしくないと思いませんか? 安心してください。
バニラソフトクリームにシラスとネギがかかったソフトクリームがあります。底にはコーンフレークが入って、食べてみるとシラスとネギの存在感を感じます。気になるお味は…?
ぜひ皆様、潮見坂を訪れて味わってみてください。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/shizuoka/post_663/
・公式HP:https://www.shiomizaka.com/
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浜松市と聞くと海と都会というイメージがあるのではないでしょうか。私はそういうイメージを持っているのですが、浜松市はとにかく大きい市で、少し山の方へ入ると一気にのどかな風景になります。
道の駅「いっぷく処横川」は、都会の喧騒から離れた場所にあり、とにかくしいたけ尽くしという道の駅です。肉厚で旨味の強いシイタケ、山菜、キノコと言った山の幸を手に入れることができます。
見出しを見て、もう察しがついているかと思います。そうです。いっぷく処横川でもソフトクリームをご紹介します。いっぷく処横川では、しいたけを使ったソフトクリームが味わえるんです。
原木シイタケの粉末を使ったこのソフトクリーム、かなり独特な味わいです。シイタケの煮物のような甘さがソフトクリームに混じり、クッキークリームのような味わいに感じました。珍しいソフトであることは間違いないと思いますが、決して嫌な味ではなく美味しく感じます。
もしかすると、食べる人の好みによってかなり評価が変わるかもしれませんが、ハマる人はハマるソフトです。是非道の駅で味わって、どちらか試してみてください。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/shizuoka/post_650/
・公式HP:https://yokokawa.hamazo.tv/
・静岡県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/shizuoka/
↓ 関東の道の駅で食べられるおすすめのソフトクリーム ↓
道の駅名になっている「くんま」。漢字で書くと「熊」と書きます。浜松市の山奥に道の駅「くんま水車の里」はあります。
くんま水車の里は、訪れるのが実は大変な道の駅で、私が訪れてきた道の駅の中では、一番の苦労した道の駅です。道の駅の公式HPには、“カーナビでは県道47号線経由で案内される場合があります、道幅が狭いためオススメできません”と書いてあります。
何も知らずにカーナビを入れてしまうと車一台がやっと通れるほどの、崖のような道をひたすら走ることになるので注意が必要です。HPには、“新東名「浜松浜北IC」経由でお越しください”と推奨ルートが書いてありますので、こちらからアクセスされることをオススメします。
道幅の狭いルートからアクセスしてしまった私ですが、道の駅は山道を抜けた後にオアシスのように待っていてくれました。間違いなく、浜松の秘境。
実はくんま水車の里は、地元のお母さんが集まって運営をしているそうです。道の駅名にも入っている水車がシンボルで、勢いよく回る姿を見ることができます。水車に隣接している水辺は岸辺に降りて川に触れ合うことができるので、子供にも人気となっています。
そんな決して飾らないのどかなくんま水車の里は、お蕎麦が有名です。昔ながらの素朴な味は、自然豊かな場所だから味わうことができる優しい味です。ここまで来た達成感と安堵感もあわさって、とにかくリラックスすること間違いなしです。
また、すぐ隣が愛知県なので、土日限定で五平餅を道の駅で購入することができます。段々と県の食文化が移り変わっていくところも、静岡県の道の駅巡りの楽しいところだと思います。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/shizuoka/post_646/
・公式HP:https://kunma.jp/
・静岡県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/shizuoka/
私のおススメする静岡県の道の駅をご紹介させていただきました。静岡県は東西に長いため、その場所ごとに違った特徴が顕著に出ていると、記事を書いていて改めて思いました。
関東、中京圏のどちらからも立ち寄りやすい静岡県、クルマ旅やお出かけ、ドライブに道の駅巡りと、本当に楽しめる場所だと思います。
また、浜名湖、富士山、駿河湾、伊豆の地形と各地によって自然が作り出した異なる景色を楽しめて、様々なグルメを楽しめるのも静岡県に何度も訪れてしまう理由の一つだと思います。
ぜひ静岡県へお出かけの際は、ご紹介したオススメの道の駅巡りも楽しんでみてください。
■静岡県にある道の駅の場所は、一覧で掲載しているこちらから
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・静岡県のおすすめスポット:https://activityjapan.com/search/tokai/shizuoka/