公開日: 2023/05/24
外環道のさらに外側の郊外を環状線で結ぶ圏央道も、近年開通した利便性バツグンの高速道路です。個人的にも、圏央道にはかなりお世話になっており、さまざまなところへのアクセスにかかせない路線となっています。
1996年3月の初区間開通を皮切りに徐々に開通区間を延ばしていきましたが、一番大きいのが2014年6月の相模原愛川IC〜高尾山IC開通により、東名と中央自動車道(以下 中央道)が接続されたことではないでしょうか。
首都圏〜中京圏の高速道路ルートとしては、昔から東名と中央道が存在していましたが、経由地でお互いを接続する高速道路がほぼない状態でした。それが、圏央道が接続されたことにより接続され、相互関係がめざましく強化されたのです。
さらに、相模原愛川IC〜高尾山ICの開通により東名〜関越道も接続され、2015年10月には桶川北本IC〜白岡菖蒲ICの開通により、東名〜中央道〜関越道〜東北道が圏央道1本でつながることになりました。
首都圏起点の各主要路線間を首都高を利用せずに移動できる圏央道は、開通後多くの方々に影響を与えた路線なのです。
その他、北関東自動車道や舞鶴若狭自動車道なんかも、ここ1年で全線開通した高速道路で、起点と終点が各主要高速道路に接続されているために、重要度の高い路線となっています。
新しい高速道路の開通により、これまでの交通状況は一気に変化するため、各地をドライブするのには、とてもありがたいことです。また、自分で行ける範囲の地域に新しい高速道路が開通した暁には、なるべく早めに走行してみて利便性や走行しやすさ、注意点などを感覚的に感じとることも大事なことです。
つねに交通関係のニュースをチェックすると同時に、NEXCO各社のホームページには近年開通した高速道路と区間が公表されているので、合わせてチェックすると、より高速道路について知識が深まるでしょう。
ぜひ、みなさんのドライブがより活性化されるように、近年開通した高速道路を積極的に活用していただければと思います。
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