公開日: 2023/05/11
最後に、ポータブル電源の寿命が長く、充放電レベルの設定なども行える最新機種を容量別で紹介します。
EcoFlowのコンパクトで持ち運びに優れるシリーズ「RIVER」の後続モデル「RIVER 2」。
RIVER 2シリーズは、3つの種類があり、RIVER 2が最もコンパクトな300Wh以下のモデルです。 3万円以下で購入することができるので、最初の一台におすすめ。
EcoFlow RIVER 2シリーズの中間スペックで500Whクラスの「EcoFlow RIVER 2 Max」。
6.1kgで持ち運びしやすく、バランスの良い容量と出力。ソロキャンやソロ車中泊で車載家電や小型家電を十分使うことができます。筆者は、車中泊でデバイスの充電に使用しています。
EcoFlow RIVER 2シリーズの最も大容量モデルで700Whクラスの「EcoFlow RIVER 2 Pro」。
EcoFlowの独自技術X-Boostで1,000Wまでの家電を動かすことができます。1,000W以上の家電を動かせるポータブル電源は、容量1,000Wh以上の大容量モデルが一般的。
RIVER 2 Proは、コンパクトでありながらパワフルな一台です。
EcoFlowの人気機種「EFDELTA」の後続モデル「DELTA 2」。筆者は、車中泊で愛用しています。
リン酸鉄リチウム採用によりサイクル寿命が3,000回以上になり、保証期間は業界最長の5年に。大容量1,000Whクラスで、出力と容量のバランスが良く、専用拡張バッテリーで2,000Wh〜3,000Whに増量も可能。
EcoFlowのアプリと連携することで、充放電レベル設定など細かな設定が行えます。
本体AC60と拡張バッテリーB80を組み合わせた増量可能なポータブル電源。容量の増量ができるポータブル電源は珍しくないですが、本体1,000Wh以下を増量して2,000Wh以上にカスタマイズできるのは、珍しい。
普段は、本体のみでコンパクトに使って、用途に合わせて2,000Wh以上に増量できるのがBLUETTI AC60+B80の強みです。ソロからファミリーまで対応できるので、ポータブル電源選びで失敗しがちな、容量の過不足が起こらない。
ポータブル電源の寿命について解説していきました。ポータブル電源の寿命を長持ちさせるには、高温多湿を避け、20℃〜30℃の環境下で保管と使用、バッテリー残量0%と100%を避け、こまめに充電することが大切です。
特に、車中泊やキャンプでは、AC充電が行えない為、シガーソケットやソーラー充電性能が高い機種を選ぶことで、屋外でもこまめに充電することができて、過放電を避けることができます。
ポータブル電源の寿命を理解して、適切に使いましょう。
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