公開日: 2023/04/30
「キャンピングカーには明かりが常備されているのだから、小型のLEDランタンなんていらないでしょ」と思う方も多いでしょう。しかし、筆者はキャンピングカーで宿泊する際には必ずGoal Zeroの「Lighthouse Micro Flash」と「Crush Light Chroma」を持っていきます。
これは就寝時の常夜灯として使用するため。Goal Zeroの「Crush Light Chroma」は、すでにキャンパーにとって定番ともいえる小型LEDランタンですので、ここで細かな解説はしませんが、実際に使っていても「確かに売れているのがよくわかる」と感心する作り込みのよさとデザインの秀逸さが光ります。
また、筆者がかなり、お気に入りなのが同じGoal Zeroの「Lighthouse Micro Flash」。
折りたたみ時には125 × 125 × 15mmと非常にコンパクトで、重さもわずか91gと軽く、蛇腹状の本体を開いてと台形のピラミッドのような形状にして使用するのですが、光が適度に拡散して、周りを優しく照らしてくれます。また、本体上部がソーラーパネルになっており、本体のみで太陽光充電も可能。非常時にも心強いLEDランタンになっています。
そして、このGoal Zeroの「Lighthouse Micro Flash」と「Crush Light Chroma」の筆者にとって重要なポイントは光量の調整が細かくできること。どちらとも、わずかに光らすことができるので、狭いキャンピングカーのなかで使う常夜灯としては、とても使いやすいのです。しかも、光っているので置いた場所も確認しやすく、夜中にトイレに起きたときにそのままトイレに行くまでの明かりとしても活躍してくれます。
アウトドアLEDランタンの定番商品ですが、筆者の場合キャンピングカーでの旅行でも必需品といえるアイテムです。非常におすすめ。
風蓮湖や野付半島の一部は別海町という人口1万5千人の町なのですが、この別海町の観光キャッチフレーズは「ここまで来ると、べつせかい」です。
完全に言い訳なのですが、きっと「朝方の新宿に行くとカラスが数十羽乱舞していて怖いよね」はみなさん想像し共感してくれると思います。しかし「風蓮湖の行くと翼開長2mのワシたちが乱舞していて感動するよね」といっても意味がわからないと思います。
さらに多くのフォトグラファーをとりこにする野付半島についても「自然豊かな日本最大の砂嘴で、ちょっと別世界のような荒涼した風景のなか、北方領土の国後島が見えて、冬は内海の野付湾が凍結するので水平線ならぬ氷平線が見える絶景ポイント」と説明しても、きっと意図やその感動は伝わらないですよね。
言葉でうまく伝えられないのは筆者の力量不足なのですが、冬の道東は、そんな想像を超えるような景色が当たり前のように連続して現れるのです。だからこそ、毎年のように通ってしまうわけですが、だからこそ、ぜひみなさんにも体験いただきたい。
また、北海道のローカル系グルメ回転寿司は、本当に安くてうまいので「根室花まる」以外も見つけたら、ぜひチャレンジしてみることもおすすめします。札幌はもちろん、新千歳空港のなかや東京にも店舗があるチェーンもあるようです。
次回は第4回目、最終回になります。網走の流氷をメインにお話をしますので、ご覧いただけると幸いです。ぜひ、いまから次のシーズンの冬の道東旅行を計画してはどうでしょうか? あっという間に、また冬がやってきますよ。
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