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【予算10万円以内】1,000Whでわずか8.5kgのポータブル電源。「EBL ポータブル電源 1000」をクルマ旅に持ち込むと電気の心配が劇的に減少した

ノートパソコン+サブモニターで何日使えるか検証してみた

筆者がキャンピングカーで「EBL ポータブル電源 1000」から電源を供給したいのは
ノートパソコンとサブモニター、そしてスマートフォンです

筆者の場合、キャンピングカーで撮影に出掛けると、例えばジュエリーアイスや馬追い運動、音羽橋のタンチョウのように朝一番に撮影したら、そのあとは撮影した写真の整理や原稿を書くためにキャンピングカーに閉じこもって、仕事をしていることも多いのです。そのため、明かりや暖房(FFヒーター)、冷蔵庫といったキャンピングカーの付属設備はキャンピングカーのサブバッテリーから電気を供給、パソコンやサブモニター、スマートフォンやデジタルカメラの充電などは「EBL ポータブル電源 1000」から行いたいと考えています。

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実は筆者のキャンピングカーのサブバッテリーの容量が小さいこともあるのですが、すべてをキャンピングカーのサブバッテリーに頼ると約1日、24時間程度でバッテリーがなくなってしまうことが分かっていました。これを「EBL ポータブル電源 1000」と分担することで約2日まで延長できると、家庭用電源などが使えてバッテリー充電可能なRVパークなどに寄る頻度を2日に1度にでき、旅行スケジュールの自由度も上がり、必要経費もダウンできるわけです。

100%充電した「EBL ポータブル電源 1000」を使って、朝の9時から夕方17時まで約8時間
ノートパソコンとサブモニターをつないで作業しましたが電池残量は77%

朝日の撮影などが終わって、ひと息ついた後、9時くらいから原稿を書き始めたと想定し、実際に「MacBook Pro 13-inch,2017」とケンコー・トキナーの「モバイルモニターKZ-13MT」に「EBL ポータブル電源 1000」から給電をして、普通に原稿を書くなどの仕事をしてみました。ノートパソコンに直接取り付けるので場所をとらず、キャンピングカーで仕事をするのにとても気に入っている「モバイルモニターKZ-13MT」は消費電力が約5Wです。「MacBook Pro 13-inch,2017」には61W USB-C電源アダプターが付属しています。

キャンピングカーのなかでかなり普通に仕事をして、9時から原稿を書き始めて、仕事を終了した17時に「EBL ポータブル電源 1000」のバッテリー残量を確認したところ77%と、わずか23%しか消費していません。CPUへの負荷などで消費電力は変化するのですが、「EBL ポータブル電源 1000」のディスプレイ表示によると、ノートパソコンとサブモニターで20W前後消費しているようでした。

2日間使えるようになればと思っていたのですが、8時間使って23%ならば、うまくいけば3日間ほどのパソコンで電源は確保できる計算です。予想以上の結果に筆者はかなり満足しました。

「EBL ソーラーパネル 100W 20V」からの充電の実際は?

筆者は停車中のキャンピングカーのフロント部分に「EBL ソーラーパネル 100W 20V」を
ぶら下げて充電していますが、このやり方はあくまで自己責任です

「EBL ソーラーパネル 100W 20V」での充電もテストしました。ソーラーパネルを使った経験のある方なら理解してもらえると思いますが、ソーラーパネルによる充電は天候や条件に強い影響を受けます。ちょっと太陽に雲がかかるだけで劇的に充電効率は低下しますし、ソーラーパネルが何かの影になるだけで大きな影響を受けます。そのため、あくまでも参考値として考えてもらえると幸いです。

タイミングがよかったとはいえ、2月の北海道でソーラーパネルからの充電で
30分で10%以上充電されるとは思っていませんでした

タイミングよく雲も太陽に掛かっていない2月の北海道でお昼の12時くらいに「EBL ソーラーパネル 100W 20V」を使って「EBL ポータブル電源 1000」を充電したところ、電池残量76%から約30分で87%まで充電されました。30分で11%はかなり素晴らしい結果です。しかし、このあと太陽が陰ってしまうと約1時間後も充電率は87%のままだったので、天候に大きな影響を受けますが、天気さえよければ「EBL ソーラーパネル 100W 20V」は非常に使えるといった印象です。

災害時など電源の確保が難しい状況では、かなり頼りになるといえるでしょう。また、天候などの条件さえそろえば、短時間でもかなり充電されるので、チャンスがあれば積極的に活用したいところです。

エンジンが動いている状態でのシガーソケットからの充電も試してみた

キャンピングカー、筆者の場合は旧型のカムロードのエンジンが動いている状態でシガーソケットから「EBL ポータブル電源 1000」に充電を行ってみました。

シガーソケットから充電を行う前には44%であった電池残量は約1時間後に59%になり、2時間後には69%まで充電される結果でした。エンジンが動いてる状態、走行時などはシガーソケットから充電すると、かなり安定して充電されます。これも充電手段のひとつとしてとても役に立ちそうです。

ただし、少し気になったのが「EBL ポータブル電源 1000」に付属するシガーソケットからの充電ケーブルが短く、充電時の配置の自由度が低いので、もう少し長い充電ケーブルにしてほしいと感じました。当たり前ですが、走行時などに充電する場合は、安全をしっかりと確保したうえで行ってください。

まとめ:非常時はもちろん、キャンピングカーやクルマ旅でも「EBL ポータブル電源 1000」は便利

非常時に備えて72時間(3日間)から1週間(7日間)耐えられるだけの備蓄をと言われますが、そのなかでも難しいもののひとつが電気ではないでしょうか? 大型のテレビや冷蔵庫、クーラー、暖房などを動かす電力は諦めるとしても、情報収集のために必要なスマートフォンやパソコン、インターネット、そして夜間の明かりなどは、1日程度ならなんとかなるかもしれませんが、3日間や1週間となると、しっかりと対策を考えておく必要があるでしょう。

そういった意味でも「EBL ポータブル電源 1000」と「EBL ソーラーパネル 100W 20V」はとても便利だと思います。ノートパソコンを1日8時間使っても3日間は使える大容量ですから、スマートフォンやLEDランタンの電源としては十分以上です。さらに天候さえよければ「EBL ソーラーパネル 100W 20V」を使って電源などがなくても充電も可能ですし、クルマのエンジンが動く状況ならシガーソケットからも充電可能です。

普段のように大量の電気を使うことはできませんが、最低限の電力は賄ってくれるでしょう。パススルー充電に対応しているので、普段からUSB機器の充電器として使っていれば、いざというときに充電されていないということも少ないと思います。

また、筆者のようにキャンピングカーに持ち込んだり、車中泊で旅行を楽しむためにクルマに積み込んでも、十分以上の電気が確保できるので、とても快適です。筆者は比較的電力消費の小さい電気製品でテストしましたが、定格出力が1,000W(瞬間最大2,000W)にまで対応するので、小型の電気ストーブくらいまで使うことができます。

1,000Wクラスの「EBL ポータブル電源 1000」とソーラーパネルの「EBL ソーラーパネル 100W 20V」を同時に購入しても10万円を大きく下回る価格は、非常用としても、アウトドアレジャー用としてもかなり魅力的といえます。ポータブル電源を検討する際の候補にひとつとしてEBLを加えてみるのはありだと筆者は思いました。

記事で紹介した製品はこちら

EBL ポータブル電源 1000

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