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車中泊やキャンプのマナーを考える。知らぬ間にマナー違反を犯さないためのバンキャンパーとしての"こころがけ"

あくまでも個人の “こころがけ”として

例えば、食事をしたあとの洗い物、どうされていますか?

キャンプ場へ行き、みんなでBBQを楽しんだり、カレーを作ったり。よくある定番メニューですよね。食事が済んで洗い場へ行き、お皿を洗う。これも当然の行動だと思いますが、洗剤をつけたスポンジでお皿をゴシゴシ。蛇口をひねって水道水で流す。

さて、この水がいったいどこに流れていっているのか気にしたことはありますか? 自宅であれば当然、下水へ流れて浄水、循環されます。また、しっかり整備されたキャンプ場であれば、下水へと流れていっていることでしょう。

ところがです。洗剤まみれ、油まみれの水が、そのままシンク裏の地面へと垂れ流しになっているキャンプ場があるのも現実です。数年前にその様子を目撃してしまったときの衝撃はすさまじいものがありました。

ゴミはもちろん、このように排水やアルコールの処理、炭の処理というところにも最大限注意をしなければならないと考えています。

加えて、「音」や「灯り」という点では、夜間のスライドドアの開閉音だったり、キーレスによるドアロック音や点滅だったり。テント泊とは異なる大きな音や人工的な灯りを発するからこそ、周囲のキャンパーにも野生動物にも、余計に配慮が必要だったりします。

しかしながら、これらについてはきっと、キャンパーさんそれぞれの考え方によるところが大きい部分だとも思いますし、当然ぼくから誰かに強制できるものではないとも思っています。

あくまでも個人の “こころがけ”として実践していることではありますが、同じ様に考えて実行してくれる人たちが増えてくると、きっとその分は自然へと還元され、結果的には自分達に還ってくるはずだと考えています。

だって、川で魚が泳いでいなかったり、山に入って鳥のさえずりが聞こえなかったら残念じゃないですか。

ルールやマナーと言うと、拒否反応を起こしてしまいそうだけど

その一方で、「ルールだ!」「マナーだ!!」と言われるのは、なんだか拒否反応を起こしてしまいそうな響きでもありますよね。

でも実際のところそんなに複雑な決め事があるわけではないですし、キャンプ場やRVパーク、道の駅など、滞在する場所ごとに守るべきルールの掲示があるので、これは読めば理解できるはずです。みなさん大人ですからね笑

ぼくとしては「マナー」について考えることの方がよっぽど大事なんじゃないかと思っています。育った環境と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、国籍や世代、地域の習慣に左右されるところもあり、人それぞれ感覚が異なるのがマナーなんじゃないかと。

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