公開日: 2023/01/17
新名神高速道路(以下 新名神)も新東名同様、近年開通の最先端技術が凝縮された路線で、走行していると至るところで、新しさを感じられます。そのなかでも、「高槻JCT」〜「神戸JCT」はトンネル内の内装もキレイに設計されており、気持ちよく走行ができます。
そんな新名神の「川西IC」〜神戸JCTに位置する「宝塚北SA」は、西日本最大級の施設規模と駐車台数をほこるサービスエリアです。宝塚モダンをコンセプトに、宝塚市周辺の「花のみち」周辺をイメージした南欧風の建物が特徴的な、上下線集約型サービスエリアです。
フードコートには関西地域を中心としたグルメ店のテナントが5店舗ほど、さらに売店も地元宝塚を中心に、京都・大阪・神戸といった地域のものを取り扱っており、その他パン・コロッケ・たこ焼きなどのテイクアウト商品も充実しております。
また、漫画家の手塚治虫さんのグッズコーナーも設置されており、上り線側には「火の鳥」、下り線側には「鉄腕アトム」のトピアリーも設置されているファンにはたまらない場所になっております。
1997年12月に本線が全線開通した山陽自動車道(以下 山陽道)は、関西圏〜山陽圏〜九州圏を結ぶ西日本の主要路線となっており、大型トラックや観光バスなどをはじめ、たくさんの方々が利用しております。
そんな山陽道の起点から最初のサービスエリアが、兵庫県三木市に所在地を置く「三木SA」です。三木SAは、山陽道のなかでも交通量の多い地域にあるため利用者が多く、西日本で最大級の規模をほこるサービスエリアとなっております。
日本の標準子午線に設定されている明石市に近いサービスエリアでもあり、そんな明石市の名物である「明石焼き」や大阪名物「たこ焼き」がいただける他、レストランや売店も充実しております。
また、上下線で地元のプロ野球球団である阪神タイガースのグッズショップが設置されているのも特徴で、関西の雰囲気を十分に感じられるサービスエリアです。
今回は充実度の高いサービスエリアについて、お話ししました。サービスエリアやパーキングエリアは、その昔はどこも似たような設備や商品を扱っているイメージが強く、単なる高速道路の休憩ポイントに過ぎませんでした。
ところが、2005年に高速道路事業が民営化され NEXCO3社が誕生すると、サービスエリアやパーキングエリアは、それぞれの地域や特色を活かしたつくりや展開をうちだすようになりました。
サービスエリアやパーキングエリアによって得られるものに違いがでてきているので、高速道路を利用する前にネットや本などで情報を調べてから、立ち寄るサービスエリアやパーキングエリアを決めるのもおすすめです。
もちろん、給油やトイレなどの緊急の場合は近くのサービスエリアやパーキングエリアを利用するようにして、状況によって立ち寄るサービスエリアやパーキングエリアの決め方を分けることが、よりよいドライブをするポイントとなります。
私もそうですが、いまやサービスエリアやパーキングエリアの充実ぶりがすごく、サービスエリアやパーキングエリアをドライブの目的地とされる方も増えてきました。
みなさんも、今回お話ししたサービスエリアを参考にしながら、みなさんならではのお気に入りのサービスエリアやパーキングエリアをみつけてみていただければと思います。
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