公開日: 2023/01/15
バンライフ仕様を担当する鈴木大地さん。画像のスクールバスは、鈴木大地さんがスクールバスを購入し、自身でインテリアを制作したクルマです。これまでに目にしたことがあるという方も多いかもしれません。
鈴木大地さんは長年、大工として建築のお仕事をしていて、数年前からバンライフ車の制作を開始したというバンライフビルダーです。車内のウッド化が大地さんが作るクルマの代名詞のようになっていて、クルマの中とは思えない温かみを感じられる居住空間を生み出すことで定評のあるビルダーです。
これまで、メルセデス・ベンツのトランスポーターを所有しバンライフ仕様にカスタムしていたり、依頼を受けてスプリンター等の輸入車の制作実績も豊富。大地さんが作るバンライフ車ということで、今回RVランドに依頼されたデュカトをどのようなバンライフ仕様に仕上げるのか、すでに楽しみでワクワクしているという方も多いでしょう。
2022年冬の某日、RVランドの阿部代表と鈴木大地さんによる最初の打ち合わせが行われ、RVランドによるデュカト バンライフ仕様車がジャパンキャンピングカーショー2023でのお披露目に向けて動き出しました。
打ち合わせでは、車内をウッド化し居心地の良い居住空間を作って欲しいというRVランドからの依頼内容が伝えられ、完成イメージの共有から作業工程、シートに採用する生地やキッチンの水道の蛇口、収納のドアに使用する取っ手等、細部の決めの部分にまで及びました。
キャンピングカーは「動く家」とも呼ばれています。まさに家の内装をつくっていくのと同じように、その家の主となる方にクルマ旅を楽しんでもらうためのキャンピングカーを作るため、両者の打ち合わせは定期的に行われています。
初めてデュカトを目の当たりにした鈴木大地さんはどのように感じたのか。次回の特別連載#2では、RVランドから依頼を受けた時の心境や、今回のキャンピングカーをどのように作っていくのかといったところ等、鈴木大地さんのインタビューをお届けします。
#1:日本上陸を果たした欧州№1車「フィアット デュカト」
#2:鈴木大地さんインタビュー「これまでの仕事が認められたような気がしてうれしかった」
#3:フィアット デュカト「バンライフ」モデル制作開始! 1カ月半の制作期間でお披露目に間に合うか!?
#4:フィアット デュカトが持つ日本のキャンピングカー市場でのポテンシャル。阿部代表インタビュー
#5:ついに完成! RVランド×鈴木大地のバンライフ仕様車。完成車両を先行公開
協力:株式会社アールブイランド、株式会社earth
画像出典:Stellantisジャパン、鈴木大地Instagram
取材・文・撮影/中嶋 信介
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