公開日: 2022/12/25
こちらは、DIYで余った板などを、簡単にテーブルにできてしまうという便利アイテム。
(もちろんちゃんと成型された天板を買ってきてもOKです)
取り付けはとてもカンタンで、付属のビスを使って4カ所を板に固定するだけです。三脚用のネジ穴が開いているので、手持ちのカメラ用三脚をねじねじして取り付ければもうキャンプテーブルの完成です。
ぼくはホームセンターで購入した、長方形のパイン材にこのコバンプレートを取り付けているのですが、天板の片方をクルマに乗せた状態で高さ調整して使用しています。こうすることで安定感が増し、三脚に対して大きめの天板を選んでも転倒することなく、安心して使用することができるようになりました。
なによりクルマとの一体感も出るし、設置もラク! ドライバー1本あれば作れちゃうっていうのも、DIYハードル低めでオススメポイントだったりもしますので、子どもたちと一緒にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんよ。
・公式HPはこちら
コールマンのアイテムって、最も身近というか、まさに「いつでもどこでも購入できる」キャンプギアの代表格だと思います。
その一方で、長年キャンプを続けていると、「もっと軽くて、もっとコンパクトなものが欲しい!」と、他のギアに目移りしてしまうのは “あるある” なんじゃないかな思うのですが、ぼくにとってこのケトルは、そのあるあるを一周回って、魅力を再認識したアイテムでもあります。
言うなれば、まさに現代のY2Kファッションのように、時代や流行といった時を越えて、バンキャンプというフィルターを通して見たときに、そこに新鮮さがあったという感じでしょうか。
先程からケトルとオシャレに説明していますが、要は “やかん”です。当然お湯を沸かすための道具なのですが、コンロはもちろんのこと、焚き火の中に放ってもお湯を沸かすことができます。家庭用のケトルは持ち手がプラスチックだったり木製だったりするので、焚き火に直接入れることはできませんし、琺瑯のケトルも割れてしまう懸念もありお手入れにも神経を使います。
その反面、オールステンレス製のFIREPLACE KETTLE は、取扱いが楽な上に、メンテナンスも不要。インスタントフードを食すことの多いぼくたちバンキャンパーとの相性は抜群だと思います。
なにより、使うたびに焚き火の「煤」を身にまとい、オシャレに磨きをかけるように「やかん」を育てていく工程も楽しかったりしますし、なんなら Y2Kって、「やかんと言わずにケトルなの」を略したおしゃれファッション用語として、Wikiを書き換えてしまっても良いんじゃないかと思うのですがいかがでしょうか?
と、ちょっとふざけすぎてしまったかもしれませんが、ファッションと同様にキャンプスタイルも多様化してきているここ数年。
昔買った手持ちの古いギアや、とりあえずで買ったものの使いみちのなかった安価なギアも、ファッションアイテムの様に掛け合わせるものや見方を変えることで、意外としっくりハマったりするものがあるかもしれませんよ!
ぼくもバンキャンプというフィルターを通すことで、「車中泊」というこれまでとは異なる視点からも道具選びを見直すきっかけになったことは確かです。
後編はそんな「車中泊の際のオススメ&便利ギア」をご紹介。
いつでもどこでも購入できる車中泊グッズとは一体どんなものか!? 予想が的中したあなたには豪華景品が当たる、とか当たらないとか。こちらも近日中に掲載予定となっていますのでお楽しみに!(了)
↓ 車中泊目線で綴った後編はこちらで ↓
■「小濱 潤平」の記事一覧
・バンキャンプという「クルマ」と「キャンプ」の新しいカタチ。ぼくがバンキャンプを始め、ハマった理由
・僕の愛車遍歴と現在の愛車に中古のバン、三菱「デリカ スペースギア」を選んだ理由
・30万円で買ったバンをDIY。自分の好みに、自分たちにとって快適なクルマをつくる楽しみ
・イスとテーブルを設置したらあとは"楽しむ"だけ。手軽にキャンプを楽しめる「VANCAMPのすゝめ」
・【カスタムの参考に】DIYバンキャンパー達の車内拝見。秘密基地、レコード部屋にこたつ!? 多様な楽しみ方を紹介します