公開日: 2022/12/07
東北道は宮城県を越え岩手県へと入っていきます、岩手県は北海道に次ぐ全国第2位の面積を誇り、本州では一番広い都道府県となります。そんな岩手県のご当地グルメといえば「わんこそば」があります。
わんこそばは、岩手県の県庁所在地で第1の都市である盛岡市や第2の都市である花巻市を中心としたご当地グルメで、島根県の出雲そばと長野県の戸隠そばと並んで、日本三大そばの1つでもあります。
お椀くらいの大きさのところに、がんばれば一口で食べられる量のそばが入っていて、お椀のそばがなくなると、隣にいる店員さんがお椀へ次のそばをつぎたしてくれるという、なかなかおもしろいシステムのご当地グルメ。
もうお腹いっぱいで、そばのつぎたしをストップしたいんだけど、ストップの合図であるお椀ふたをする前に店員さんに次のそばをつぎたされてしまうので、なかなか食べ終えることができないところも含めて、思い出や印象に残るご当地グルメです。
また、岩手県南部の平泉周辺では、すでにお椀に小分けにしたものを自分のペースで楽しむことができる、「盛り出し式わんこそば」というスタイルが主流で、こちらも人気があります。
東北道は岩手県を越え、秋田県を少し通るといよいよ最終地点のある青森県へと入っていきます。起点付近から東北道を走行していた方にとっては、いよいよたどり着いたという達成感が湧いてくるところです。
そんな青森県には、魅力的なご当地グルメがたくさんありますが、そのなかでおすすめしたいのが「牛バラ焼き」です。バラ焼きは、もともとは青森県三沢市が発祥で、その後十和田市周辺に広まったといわれております。
バラ焼きでは、豚や馬の肉を使用するところもありますが、十和田市では約9割のお店が牛肉を使用しており、牛バラ焼きとなっています。牛バラと玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレに絡めて、鉄板で焼いた、まさにおいしいご飯と一緒に食べたい一品です。
ちなみに、東北道の「十和田IC」は実際は昔の町名にあった、秋田県十和田町の名称が使用されており、十和田湖へいくには最寄インターになりますが、青森県十和田市の中心地とはかなりかけ離れております。
十和田湖周辺でも牛バラ焼きを楽しめますが、十和田市街地で牛バラ焼きを食べたいなら、八戸自動車道の「八戸西スマートIC」か「下田百石IC」が最寄となります。
東北道の豊富なご当地グルメを紹介してきましたが、ご当地グルメを十分に楽しむためにいくつかポイントがあります。
など、主に準備段階が肝心です。
自分自身のコンディションは、実際ご当地グルメをいただく際に直結しますので大事です。ドライブの前日の夜は食事を少なめにするなどの調整から、私もよくやってしまう失敗例として昼と夜でご当地グルメをいただく予定にしていて、昼のご当地グルメで食べすぎてしまって、夜があまり食べれないなんてこともありますので、気をつけていただければと思います。
いきたいご当地グルメのお店は、ネットや雑誌などで調べておくといいでしょう。営業時間や定休日なども確認して、臨時休業などもありえますので、第3候補くらいまではリサーチしておくのが望ましいです。
ほとんどの場合が、観光地巡りやその他予定と合わせてご当地グルメをいただくスケジュールになっているかと思います。そのため、その他の予定と照らし合わせながら、また運転での移動時間を考慮しながら、ご当地グルメをいただくスケジュールを組むようにしましょう。
美味しいグルメの宝庫である東北道のご当地グルメ巡り。もっとも長い高速道路を移動してのグルメ旅になりますが、上記のポイントを押さえれば、とても楽しい思い出に残る旅になりますので、準備段階からワクワクしながらしっかり調整していきましょう。
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