B!

温泉地にスキー場と観光スポットが多い「関越道」。冬季は走行に注意が必要も、重要路線と多数接続

温泉地やスキー場を中心に観光スポットが多い

関越道の沿道は主に観光地が多く、特に群馬県中部・北部と新潟県は関東平野を抜けて山岳地帯へと入っていくため、日本有数の観光地がめじろ押しです。

群馬県は、草津温泉に代表されるように伊香保温泉・水上温泉・四万温泉など、名湯と呼ばれる温泉地が多く、特に伊香保温泉と水上温泉は関越道の最寄インターから近いのも、おすすめポイントです。

関越トンネル付近からは、日本有数の豪雪地帯となり、冬期は積雪の多い地域です。そのため、新潟県では湯沢町の「苗場スキー場」をはじめとしたスキー場が多く設置されており、こちらも人気です。

実際、関越道では冬期にスキー渋滞と呼ばれるものがよく起きます。特に、土曜日の朝から群馬・新潟方面へ向かう上り線は、埼玉県の「鶴ヶ島JCT」周辺や「花園IC」周辺を中心に大規模な渋滞が発生します。

さらに、群馬県の赤城山や谷川岳、新潟県の苗場山などは、トレッキング(山登り)の人気の場所であり、トレッキングのために関越道を利用される方も多いです。

埼玉県は、ゴルフ場が多く特に関越道の沿道にはゴルフ場が集中しており、「鶴ヶ島JCT」〜「花園IC」は、ゴルフ場の最寄インターにもなっています。

そして、2022年10月には花園IC近くに「ふかや花園プレミアム・アウトレット」が開業し、新たな観光スポットとして、開業してさっそく多くの方が訪れております。

関越道の周辺には、他の高速道路にはない魅力的な観光スポットが集まっています。そのため、さまざまな目的を持った方々が関越道を利用しているのです。

↓ 関越道で行く群馬県のオススメ温泉地 ↓

重要路線との接続が多く、経由地としても大活躍

関越道は、関越道単体でも重要な路線ですが、他の重要路線との接続が多く、それらとのネットワークにより、利用価値がさらに高まっています。1つずつみていきましょう。

まず起点付近の「大泉JCT」は外環道と接続しています。外環道の交通量は、NEXCO東日本管轄内で第2位(※令和4年9月値)なことに加えて、他の首都圏起点の高速道路である東北道や常磐自動車道、東関東自動車道と接続できる路線でもあることから、関越道のなかでも特に重要地点だといえます。

大泉JCTから群馬・新潟方面へ約30kmいったところには鶴ヶ島JCTがあり、こちらでは圏央道と接続。圏央道は、東名高速道路・中央自動車道・東北道と結ばれており、首都圏郊外から郊外への移動にも重宝します。

そして群馬県に入ってすぐのところにある「藤岡JCT」は、上信越自動車道(以下 上信越道)の起点となるポイントです。上信越道は、長野や新潟の上越地方、さらにその先富山・金沢などの北陸地方へと続くため、やはり重要だといえます。

藤岡JCTから新潟方面へ6kmほどいったところには、「高崎JCT」があり、こちらは北関東自動車道と接続されており、栃木県や茨城県など他の北関東の地域と結ばれています。

そして、関越道終点の長岡JCTは北陸地方の基盤となる北陸自動車道と接続しており、新潟方面はその先の新潟県の中心地となる、新潟市へ続くため、新潟県内の交通の要所であることはたしかです。

このように、関越道と接続している高速道路は、どれも利用価値の高い重要路線であり、そのため関越道を含めて利用される方が多いのです。

この記事をシェア

B!
FIAT PROFESSIONAL DUCATO
FIAT PROFESSIONAL DUCATO
  • 全国道の駅情報
  • 国立公園オフィシャルパートナー
  • twitter
  • instagram
  • Facebook
  • キャンプ情報サイト LANTERN
  • moshimoストック