B!

【カスタムの参考に】DIYバンキャンパー達の車内拝見。秘密基地、レコード部屋にこたつ!? 多様な楽しみ方を紹介します

バンキャンパーの車内拝見 その②:カルマンさん

これまで10台以上のクルマを乗り継いできたというカルマンさんですが、そんな彼がいま愛情を注ぐのはマツダのボンゴブローニー。

ヘンミくんのボンゴよりも少し角張った印象で、さらに全長が長いタイプです。

カルマンさんに聞いたDIYのこだわりポイント!

その①:天井

“これがやりたくて車内のカスタムをはじめたんです。

マルチカラーのスリット天井は Pinterestで見つけた、海外の家の壁からインスピレーションを得て作りました”

その②:ベッド

“最初はDIYでスライドベットを作ったんですけど、今は市販のベットの足を切って低くして、マットはベッドのサイズに合わせてDIYしました。

このベッドはリクライニング機能が付いているので、半分を起こすとソファーとしても使えるすぐれものなんです”

その③:車内のレイアウト

“車内のレイアウトはその時の気分で変えたいので、ベットなども固定をしていません。行く場所や季節などに合わせて常にレイアウトを変更して楽しんでいます。

ぼくのクルマは「移動する趣味部屋」をコンセプトにしていて、既製品のベットや棚に少し手を加えるだけで、気軽に家や公園の駐車場でも楽しめるような、頑張らないバンキャンプスタイルを模索しているところです”

ぼくが感じたこのクルマの魅力

初めてカルマンさんのブローニーを見せてもらった際に、一番最初に目に飛び込んできたのは、やっぱりこの特徴のあるデザインの天井でした。

定番的な作り方としては、羽目板をきれいにならべて固定していく方法だと思うけど、カルマンさんが選んだのはスリット方式。天井に等間隔に固定されたホワイトウッドの角材は、一本ごとにオレンジやグリーンなど異なるカラーでうっすらと着色されていて、その品の良い「うっすら」具合がぼく的には“ミッドセンチュリー家具”のような雰囲気にも感じられてすごくカッコよかった。大げさすぎるかな笑

木と木との間に伱間があることで、走行中の木材の擦れ音もなく、しかもどこにでもフックをかけられるというメリットもあるらしいですよ。ボディの塗装はしていないので、いわゆる「商用車」な佇まいの外観なんだけど、ドアを開けたその中に広がる、洗練されたモダンな内装とのギャップがとてもかっこよくて、いつ見ても1番好きなクルマかも。

一言でいうとこれぞ「男の趣味部屋」という感じで、車内でプロジェクター投影し映画を楽しんだり、VRゴーグルを付けて遊んでいる姿を見ると、本当にVANLIFE(バンライフ)を楽しんでいるのが伝わっ てくる素敵なクルマです。

バンキャンパーの車内拝見 その③:Ayakaさん

小柄なAyakaさんが、自分の手足のように巧みに乗りこなすのはマットベージュに塗装したトヨタのハイエース。

この大きなクルマを運転するだけでなく、工具までも器用に使いこなし、DIYしたこだわり車内を拝見です!

Ayakaさんに聞いたDIYのこだわりポイント!

その①:キャビネット

“好みの色のグリーンに、ナチュラルな雰囲気の木目を組み合わせたキャビネットをDIYしました。タイヤハウスなどクルマの凹凸がある部分に設置することで、デッドスペースを活かしています。

レールをつけて引き出しにしたり、有孔ボードを取り付けて引っ掛けられるようにしたりと、車内で過ごしやすいように工夫しました”

その②:テーブルとベッド

“天板にパイプを取り付けて、テーブルとして使えるようにしました。これは簡単に取り外すことができるので、取り外した天板をベンチとベンチの間に置くことでぴったりハマり、ベッドにもなるんです。

日中はテーブルでゆっくりごはんを食べて、夜はベッドとしてすぐにごろごろできます”

その③:こたつ

“冬限定なのですが、車内に「こたつ」をセットしています。こたつが置けるくらいの広々した空間になるように、壁の板張りは、薄いはめ板を選びました。

このこたつを設置している冬の間はベッドを取り外しています”

ぼくが感じたこのクルマの魅力

沢山の会社がハイエースをベース車両として、魅力的なバンライフカーを販売していていることもあり、この日本においては「バンライフ」の王道的な車種だからこそ、その中で「個性」を出すのってとても難しいことだと思います。

でもAyakaさんのハイエースは誰がどこから見ても、彼女のクルマだっていうのがわかるからスゴイんです。だって、もう2年くらい前から車内でこたつスタイルやってるんですよ! 脳内がおばあちゃんじゃないと、クルマの中にこたつを持ち込むなんて普通考えないじゃないですか。

そして、自身でDIYしたという内装も、こたつも含め、見れば見るほど本当に「部屋」。バックドアをバーン! と開けると突如として現れる、可愛い1 Roomって感じでしょうか。

この「部屋」の中でパジャマパーティー(死語ですか!?)が行われてても全く違和感がないくらい、“女の子の部屋”を感じるので、車内を見せてもらうのをちょっと躊躇ってしまうくらい、なんだか覗き見してるような、ちょっと後ろめたいというか不思議な感じがしました笑

40歳のおじさんとしては、あまりジロジロ見れないので、いつも薄目でそ~っと見てるんですが、彼女の目には逆に怪しく写っているかもしれません。ゴメンナサイ。

この記事をシェア

B!
FIAT PROFESSIONAL DUCATO
FIAT PROFESSIONAL DUCATO
  • 全国道の駅情報
  • 国立公園オフィシャルパートナー
  • twitter
  • instagram
  • Facebook
  • キャンプ情報サイト LANTERN
  • moshimoストック