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DIY費7.5万円でこのカスタム。78プラドを車中泊仕様に、アップデートし続ける私たちの「移動式秘密基地」

車中泊仕様車へのDIY。ここからはじめました

乗り心地や快適さを求めて試行錯誤。車中泊旅では、寝るだけでなく、食事や着替え、整容など様々なことを車内で行います。そのためには過ごしやすいレイアウトへのカスタムが必要でした。

まずは車内で快適に寝られるよう、ベッドの作成。

初代のベッドは車のラゲッジルームがフルフラットになるようカスタムしました。ゆったり寝られるのはよいのですが、着替えようとすると頭が天井にぶつかり、どうも使い勝手が悪かった。

もっと快適に過ごせるよう工夫や作り変えを繰り返して、5代目で納得いくベッドを作ることができました。

それが上画像のベッドです。ポイントは、車内幅を半分に分け、半分だけにベッドを作成したこと。つまり、高い部分(ベッド)と低い部分(床)に分けたのです。

ベッドと床に分かれて大人二人がゆったり寝られ、床に座れることで着替えもしやすくなりました。実はこのベッド、食事をするときには、テーブルにもなります。

ベッドの下は収納スペースになっていて、ポータブルバッテリーやサンシェード、椅子やカメラなどの撮影機材を収納する場所になっています。

どうしても実現したかった車内のウッド化

次はどうしても実現したかった車内のウッド化。78プラドでは床と天井、内張をウッド化しました。内張は5mm厚のコンパネ材を使用し、天井は9mm厚の羽目板を使用しました。

ウッド化に向けて大切にしていたのが、車内の雰囲気が私たちのイメージしている「それ」になるかどうかです。用意したコンパネ材そのままの木の色は、私たちの望む雰囲気はでなかった。なので、ターナーのOLDWAX(ラスティックパイン)を塗り、色を落ち着かせました。

そうすると私たちが憧れた雰囲気、まるで山小屋のような雰囲気に仕上がりました。

続いてカーテンです。夜には防寒対策として窓ガラスにサンシェードを貼りますが、さらにカーテンをします。

今使っているのはこのカーテン。イギリスの生地でブラウンの中にブルーのラインが入っている本当にかわいいチェックデザインで、大のお気に入りです。

カーテンは広い面積を覆うため、デザインにより車内の雰囲気がガラッと変わります。山小屋のような雰囲気を壊さず、ある程度の分厚さがあり…などと思っていたら、自分たちのニーズにあったカーテンに出会うまで、長い時間がかかりました。

実はこのカーテン生地、もともと縫製をやっていた方が所有していたものを安価で譲っていただいたものです。

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