公開日: 2022/11/19
山形県といえば、「蔵王温泉(ざおうおんせん)」や「銀山温泉(ぎんざんおんせん)」といった温泉が有名ですが、地元の方に愛され、様々な観光名所へのアクセスが良いことから、人気の温泉地として知られているのが「天童温泉(てんどうおんせん)」です。
「日本の温泉100選」に選出されている天童温泉がある天童市は、日本一の生産量を誇る将棋駒が有名です。道の駅に温泉はないものの、足湯に入ることができるのですが、その足湯の形が将棋駒になっていて、道の駅では将棋駒の制作実演と展示を行っています。
ちなみに休憩スペースで将棋を指すこともできます。
また、天童市はラ・フランスの生産量が日本一で、ラ・フランスを使ったジェラートが人気です。サクランボ、ブドウ、桃といったフルーツの産地であることから、年間を通じて楽しむことができます。
近くの入浴施設までは1kmもかからない距離にあります。天童温泉は山形県のほぼ中央に位置しているので、山形県の道の駅巡りの中継地として利用してみるのもいいかもしれません。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/yamagata/post_252/
富山県随一の規模を誇る「宇奈月温泉(うなづきおんせん)」は、1923年の開湯以来、多くの文人墨客から愛されていることで知られています。深い谷と森に囲まれた温泉地にはトロッコ電車が走り、黒部峡谷の秘境を案内します。
「うなづき」は温泉地からは少し離れていますが、北陸自動車道「黒部IC」とトロッコ電車の始発や温泉地のある「宇奈月温泉駅」とのちょうど中間に位置しています。まさに車で来る方の玄関口にふさわしい道の駅なのです。
画像出典:道の駅「うなづき」
「うなづき」は、黒部の名水と黒部産の二条大麦を使用したビール工場が併設したレストランに、黒部川電源開発や温泉開発に関する資料を展示している資料館。これに直売所が組み合わさっています。
特にオススメは、ビール工場で売っているビールソフトクリームです。
私はビールが苦手な子供舌なのですが、このソフトクリームはバクバク食べられます! コッペパンのような優しい味とふんわり香る麦の香りが、バニラとマッチしています。ちなみに、アルコール分は0%なので、子供でも食べられます。
道の駅から温泉街まで車で10分。ソフトクリームを食べて、リラックスをして目的の宇奈月温泉まであと一息。癒しの温泉が待っています。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/toyama/post_467/
道の駅巡りをすると、温泉のある道の駅だけではなく、温泉地を知ることにつながる道の駅が多数あります。
温泉は道の駅の開館後でも入ることができるので、たくさんの道の駅を巡った後、ゆっくりお風呂で疲れをとって、次の日のドライブに備えるクルマ旅なんていかがでしょうか。
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