公開日: 2022/09/22
山梨県といえば、ぶどうや ももをはじめとした、果物の生産がさかんないわゆる果物王国としても有名ですが、そんな果物王国の土地柄からつけられた「フルーツライン」と呼ばれる道路があります。
フルーツラインは、山梨県山梨市・甲州市・笛吹市を通る、山梨県民さらには首都圏の方々からも人気のドライブコースです。意外にも、東京駅から車で約2時間ほどで到着するというアクセスのよさも人気の理由になっています。
フルーツラインからは、甲府盆地の壮大な景色を一望できる他、日本遺産認定の「ぶどう畑の織りなす風景」を眺めながらドライブを楽しめます。
特にこれからの時期はぶどうのなかでも、「ピオーネ」や「甲斐路」といった品種が旬を迎えますので、ぶどう狩りと合わせてドライブを楽しむのもオススメです。
山梨県で山といえば、富士山と同じくらい有名なのが「八ヶ岳」です。山梨県は南東部に富士山、北西部に八ヶ岳がそびえるという、まさに山々に囲まれた県です。
そのため、山梨県も東京方面から甲府市を過ぎ、長野県よりの北西部までいくと、八ヶ岳から影響を受けた施設や商品が多くみかけるようになります。実際、中央道にも「八ヶ岳PA」が存在しており、上下線に小規模ながらフードコートや売店が設置されていて、穴場スポットになっています。
そんな八ヶ岳近郊を楽しむなら、「八ヶ岳高原ライン」のドライブがおすすめです。八ヶ岳高原ラインは、山梨県北西部に位置する中央道「小淵沢IC」近郊から、観光地として人気の高い清里などを通る道路です。
基本的に山々や谷の間を通り、周辺のすばらしい景色を眺められる道路ですが、これからの時期は「赤い橋」の愛称でも親しまれていいる「東沢大橋」周辺からみえる景色がオススメです。一面の紅葉が特に鮮やかで、絶景スポットとなっています。
山梨の道は、日頃の疲れもぶっ飛ぶくらいすばらしい景色の連続で、ドライブにはピッタリなところです。さらに、首都圏からなら中央道を利用すれば、日帰り圏内でいけるところもメリットといえます。
今回紹介したドライブコースも、高速道路の最寄インターから近いため、気軽にドライブを楽しむことができ、時間のある方は複数のドライブコースを走行することも可能です。
これから秋のシーズンを迎え、山梨の景色はまさに最高潮を迎えます。私も、いろいろなところへ秋の山梨を宣伝するポスターや広告をみかけるようになりました。
山梨県内では、昨年中部横断道の南側部分が全線開通したのに代表されるように、新しい道路が各地で建設・開通しており、今後の新しい絶景スポットにも期待がかかります。
みなさん、ぜひこの秋は山梨の道をドライブして、山梨の新たな魅力に触れてみていただければと思います。そして、山梨の魅力・すばらしさをたくさんの方々にお伝えいただけたら幸いです。
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