公開日: 2022/09/17
埼玉県東秩父村はユネスコ無形文化遺産に登録された「細川紙」の産地。そんな場所にある道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」では、本格的な手すき和紙体験をすることができます。
細川紙は約1300年の長い歴史がある伝統的な手すき和紙で、原料には国内産の楮(こうぞ)だけが使用されています。その使い道はさまざまで、書道用の半紙や版画紙、障子紙やちょうちん、紙の器などに利用されているそうです。
紙すき体験は敷地内にある和紙製造所で行われています。はじめに、無地の和紙やハガキ、色紙などから作りたいものを選んで、「すき槽(すきぶね)」を使って紙すきをします。ハガキや色紙には草花を入れることができ、自分だけのオリジナルの和紙を作ることができます。
無地の和紙は1枚300円、ハガキは10枚1,000円と、作る和紙によって体験料金はさまざま。15人以下だと予約が不要なので、訪れた際に気軽に体験できるのもいいところです。
また、和紙製造所では紙すき体験のほか、無料で手すき和紙技術を見学することもできます。私が訪れた時は、ちょうど和紙作りのための準備期間で原料の楮(こうぞ)が外にたくさん束ねられていていました。
和紙売店では、細川紙のほか、大判の和紙やハガキや便箋をはじめ豊富な和紙製品を販売しているので、お土産にもおすすめです。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_383/
・公式HP:http://www.washinosato.co.jp/
道の駅「すず塩田村」がある石川県珠洲市は能登半島の先端、奥能登にあります。奥能登は古くから続く伝統的な「揚げ浜式製塩」という製法で塩作りが行われている地域なんです。そんな場所にある道の駅では、揚げ浜式の塩づくりを体験することができます。
塩づくりは屋外にある塩田で行われます。体験は要予約で、2時間と2日間の2コースが用意されています。
2時間コースは海水汲み、海水まき、砂集め、塩焚きなどを体験。
2日間コースでは、各日2時間ずつの作業時間で、朝5時からの海水まきや海水汲み、砂集めから塩焚きなど一連の揚げ浜式製塩の作業を体験することができます。
どちらのコースも、自分で焚き上げた塩を持ち帰ることができます。
体験のほか、道の駅には身近に使われる塩のことや、塩づくり、世界の塩について展示する「塩の資料館」が併設。塩田の横には、水くみに使われる桶が置いてあり、海水の重さを体験することができます。持ってみるとその重さにビックリ。ぜひチャレンジしてみてください
入館料は大人100円、小・中学生50円で、塩についていろいろと学べる施設となっています。塩づくりをする時間がない人は、こちらの資料館を見学するだけでも楽しめます。
塩づくり体験の料金は、2時間コースが大人2,000円、小人1,000円、2日間コースは大人・小人共通で3,500円となっています。体験期間が5月1日~9月30日までになるので、やってみたい方は期間をチェックしてみてくださいね。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/ishikawa/post_490/
・公式HP:https://enden.jp/
瀬戸内海に浮かぶ小豆島。島内にある道の駅のひとつ「小豆島オリーブ公園」は、写真映えスポットが多い、フォトジェニックな道の駅なんです。
園内にはたくさんの映えスポットがあるのですが、その中でも特に人気なのが丘の上にある白いギリシャ風車。空と海と風車をバックにした絶好の撮影スポットとなっています。
さらに無料で借りられる魔法のほうきを使えば、誰でも「魔女の宅急便」の主人公キキになりきった写真を撮れると大人気。
撮影方法は、ほうきにまたがってジャンプをするだけ。うまくタイミングが合えば、空を飛んでいる写真を撮影できます。私は1人旅だったのでやりませんでしたが…(ちょっとやってみたかった)。魔法のほうきは「オリーブ館」で貸し出ししています。
他にも、オリーブ色がきれいな郵便ポストや、映画「魔女の宅急便」で使われたロケセットそのままのレトロな雰囲気がかわいい雑貨ハーブカフェ、高さ3mの巨大な本のモニュメンント、約2000本のオリーブ畑など、映えスポットが盛りだくさん。
白い風車にオリーブ畑、空と海。異国情緒あふれる道の駅で、フォトジェニックな1枚を撮影してみてはいかがですか。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/kagawa/post_969/
・公式HP:https://www.olive-pk.jp/