公開日: 2022/09/07
高速道路のインターを間違って通り過ぎてしまった時、その対処法は焦らずにまずは素直に次のインターを目指すことです。通り過ぎてしまったショックは大きいかもしれませんが、気持ちを切り替えて次に向かうことが肝心です。
次のインターまできたら、そのインターで高速道路を降りて、今来た方向とは逆方向、つまりUターンして戻ることが降りる予定のインターを通り過ぎてしまった場合の適切な対処方法となります。
高速道路は一般道と違い、基本的に信号もありませんし中央分離帯が設置されているため、道中で簡単にUターンすることはできません。
そのため、安全に元の場所に戻るためには、次のインターで降りて、料金所を過ぎてUターンして、もう一度高速道路を今度は逆方向に乗るのが、一番安全かつスムースな方法といえるのです。
料金所付近においても、車両が出入りする状況で高速道路利用者の判断でUターンすることは非常に危険です。料金所スタッフの指示にしたがってUターンするようにしましょう。
高速道路のインター間のなかには、次のインターまで20~30km以上ある区間もあり、戻るまでに時間を要する場合もありますが、安全第一ですので先ほどもお伝えしたとおり、高速道路の逆走やバックはせず、気持ちを切り替えて次のインターで降りましょう。
次のインターで高速道路を降りてUターンする場合、できればフル規格の料金所が設置されていて、料金所のスタッフの方がいるインターで降りるのが望ましいといえます。
なぜかというと、もし降りる予定のインターを通り過ぎてしまってUターンする場合、次のインターの料金所の係員の方に事情を説明すると、Uターンする分の高速料金はかからない仕組みになっているからです。
そのため、現金で高速道路をご利用の方はもちろんのこと、ETCカードで高速道路をご利用の方も、Uターンするインターの料金所ではETC専用レーンでなく、スタッフの方がいる「一般レーン」を進むようにしましょう。(ETC利用の方は、事前にETCカードをETC車載器から取り出し「一般レーン」で料金所スタッフに伝えましょう)
最近、高速道路ではサービスエリアやバスストップに併設されているETC専用スマートインターが多く設置されてきましたが、ETC専用スマートインターには係員の方がいないため、Uターンの料金が免除にならない可能性が高くなります。
また、交通量の少ない高速道路のなかでも、利用者の少ないインターでは、料金所に一般レーンの設置があるものの、料金の支払いが機械式になっていたり、インターチェンジの構造等によって対応できないところもあるため、気をつけたいところです。
ここまでお話ししてきたのは、Uターンする分の高速料金をかけたくない方に向けてになりますが、Uターン料金がかかってでもなるべく早く元の場所に戻りたいという方は、ETC専用スマートインターや一般レーンが機械式の料金所のインターで降りてUターンするのが、最善といえます。