公開日: 2022/07/05
まずは首都高八重洲線、東京都心部のまさにど真ん中を通っている路線です。八重洲というと、東京駅の八重洲口が有名ですが、その八重洲が中心となる路線でもあります。
実はこちらの路線、東京駅八重洲口の地下駐車場と直結しているランプでもあるという全国的にも珍しい路線なうえに、八重洲線自体が意外と知名度が低く、他の路線にくらべて交通量が少なめな傾向があるのです。
八重洲線は、主に首都高5号池袋線と首都高1号羽田線や首都高湾岸線を通行する際の所要時間短縮ルートになります。実際、距離も首都高都心環状線を走行するよりも短くなっています。
具体的な活用法としては、埼玉・池袋方面から羽田空港・横浜方面へ行かれる方、またはその反対に行かれる方にとっては、かなり利用価値の高い路線です。実際、私もかなりの頻度で利用していて、知人や友人に教えたところ、多くの好評をいただいております。
ただし、首都高八重洲線はほとんどがトンネル区間なのに加えて、制限速度は時速40kmと他の路線にくらべて低く設定されていますので、スピードの出しすぎに気をつけて走行するようにおねがいします。
画像出典:首都高速道路
首都高が誕生して半世紀以上がたちましたが、今もなお交通緩和や利便性向上のために新しい路線が計画・建設され、順次開通しています。
その1つが、首都高神奈川7号横浜北線・横浜北西線になります。横浜北線は2017年3月に、横浜北西線は2020年3月に開通した新しい路線です。
横浜という名がついているとおり、横浜市をメインにした路線になりますが、実はこちらの路線、各方面から横浜市へ向かう時あるいは横浜市から各方面に向かう際に便利な路線になっているのです。
というのも、横浜北西線の終点が東名高速道路(以下 東名)の「横浜青葉IC」と接続しているため、東名から横浜北線と横浜北西線を利用することにより、首都高1号横羽線や首都高湾岸線へスムースに行くことができるのです。
主な利用ポイントとしては・・・
などなど、まさに広大なネットワークで交通を支えているのです。
比較的交通量が多く混みやすい東京都心部を通らないで、東京副都心エリアと横浜市街地を行き来できるのが大きなメリットだといえます。
横浜北線・北西線は、主に接続している首都高1号横羽線・湾岸線、第三京浜道路、東名を組み合わせた利用方法で、所要時間を大幅に短縮できる可能性の高い路線なのです。