公開日: 2022/06/23
東京方面から名古屋方面に向かう下り線では、神奈川県最後のインターとなる「大井松田IC」付近から富士山の存在がしっかり見られるようになります。
「大井松田IC」~「御殿場IC」は、東名随一の山岳地帯となっていて、急なカーブやアップダウンの激しい区間です。そのため、下り線の大井松田IC~御殿場ICの区間では、全国の高速道路でも数カ所しかない右ルート・左ルートが運用されています。
東名のなかでも、屈指の山々が連なっておりますが、その奥にかいま見える富士山の存在はやはり存在感があり、さすがは日本一の山だと実感させられるスポットでもあります。
御殿場ICに向かうに連れて、だんだん富士山が大きく見えるようになりますので、曲がりくねった道をドライブしながら、だんだんワクワク感が高まってくる、そんなスポットです。
また、大井松田IC~御殿場ICにある「鮎沢PA」、「足柄SA」からも富士山を眺めることができます。運転手の方はぜひ鮎沢PA、足柄SAに立ち寄って、富士山を楽しんでいただけたらと思います。
画像提供:NEXCO 中日本
実は、高速道路から富士山がもっともキレイに鮮やかに見られるのは、名古屋方面から東京方面に向かう上り線になります。上り線は、富士山側を走行することに加えて、上り線側の富士山の手前が平野部になっており、富士山の裾野まではっきり見られるためです。
そんな上り線で、富士山の存在が視野に入りはじめるのが「吉田IC」付近です。このあたりから左前方に富士山の景色を見ながらの走行がしばらく続いていきます。
東名は吉田ICをすぎると、大井川鐵道でも有名な大井川を渡ります。大井川を渡ると、左側に日清食品をはじめとした工業地帯が現れるのですが、このあたりの街並とバックの富士山の風景がまさに絶妙で、ぜひおすすめしたいスポットになります。実際、私もはじめて見たときはあまりの絶景に言葉を失ったのを今でも覚えております。
そんな絶景ポイントをすぎて、東名は「焼津IC」をすぎて、上り線の右ルート・左ルートが現れ、東名で一番長いトンネル「日本坂トンネル」を迎えます。この日本坂トンネルまでに至るまでの富士山と周辺の景色の見え方の変化も赴きがあり、個人的にはおすすめしたいポイントです。