公開日: 2022/05/31
梅雨時期の散歩では例え愛犬にレインコートを着せていても、終了後にはびしょ濡れになってしまうことが多々あります。
自宅ならまだしも、スペースが限られた車中泊では乾かすのも一苦労。我が家はまず、駐車スペースを屋根付きを選ぶか、カーサイドを展開するなどして、車のすぐ横に濡れない空間を確保します。
そして折りたたみ式のペットバスタブやバケツなどに愛犬を入れて、レインコートを脱がせ犬自身にブルブルと体を震わせて軽く水気を飛ばしてもらいます。
(この際泥で汚れていれば軽く水洗いし、拭き取るだけで済むドライシャンプーをします。)
そして吸水性の高い乾いたタオルを用いて、頭→顔→首→背中→尻尾→お腹→足の順に、比較的汚れていないところからしっかり水気を拭き取っていきます。
最後に電源施設やポータブル電源などを利用して、ドライヤーで愛犬を乾かせれば完璧です!
梅雨時期の車中泊で気になる要素が「汚れ」と「ニオイ」です。特に湿度が高くなると普段はそこまで感じない車内の生活臭や、愛犬の獣臭が漂いやすくなります。
湿度を抑えるために、我が家はキャンピングカーのベンチレータで換気をしています。また、湿気やニオイの原因となりやすい傘やレインコートなどの濡れたものは、車内にそのまま放置せず、水気を切った後にタオルなどで拭いたり、濡れた衣類やタオル類はその日のうちにコインランドリーで洗濯や乾燥にかけたりすることもポイント。
車内のニオイ予防としては、特に愛犬の排泄物の処理がポイントとなりますが、この時にオススメなのが「うんちが臭わない袋」です。一般的なビニール袋は空気を透過するので、ニオイがどうしても漏れてしまいます。
その点「うんちが臭わない袋」は、人工肛門用の医療向けの商品開発から生まれた防臭力の優れた製品なので、車中泊中も安心して使用することができますよ。
梅雨時期の車中泊は、何かと面倒で大変なことが多いので断念している方も多いと思いますが、梅雨時期以外でも突然の雨に見舞われてしまうことは多々あります。
ですが憂鬱な雨の日でも事前の準備や対策をしっかり押さえておけば、いざというとき慌てず落ち着いて対処することができ、それだけで快適な車旅を送れます。
雨の日の車中泊をクリアできれば、それだけで車中泊を楽しめる機会も増えるうえに、雨上がりの青空や虹の景色を見る機会も多くなり、楽しさもひとしおです。
「今年は梅雨時期も愛犬と一緒に車中泊旅に出かけたいな…」と考えている方は、今回の記事を参考にして、安全で楽しい車旅を過ごしてみてくださいね。
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