公開日: 2022/04/05
最初から、いろんな仕事や遊びを探そうと思っていたが、改めて本気で車中泊をしながら生活をしていくには、どんな仕事があるのか。バンライフをスタートしてから今も、毎日求人サイトを見ながら旅をしている。
このコロナ禍で、応募も面接もオンライン。オンラインの仕事は地球上どこにいてもできるし、現場の仕事も単発であれば、日本中どこでも旅先でも応募ができる。私はこれからも、バンライフだとどんな仕事に出逢え、生きられるのかを探求しながら、まさに人生の旅をしたい。
とにかくバンライフを決心したのだからもうやるしかない。
しかし「さあ、あとは車を待つだけ!」という納車日前日の夜9時、翌日納車は難しくなったという連絡。普通は、家がある状態で車を買う。納車が数日遅れても、そんなに人生に影響は無い。しかし、私の場合、家の引き渡しと納車日を一緒にしてしまった事とコロナの影響で大打撃。
納車の遅れにより、家なき子になった。たまたま、購入先がもともとキャンピングカーレンタル会社だった為、納車されるまで代車を借りることができた。しかし、代車では荷ほどきができず、ベッドで寝ることもできなかった。
納車された自分の家で、初めてゆっくり寝られたあの日の夜は忘れられない。スムースにいかなかったからこそ、喜びは高まった。
これからもきっと、いろんなことがあるけれど、何が起きても、最低限生きていける物は揃っている。
そして、私はヨガのインストラクター。毎日の運転やストレス、心身の不調は日々自分でほぐし整えられる。バンライファーになって、ヨガの説得力が増した。最大の目標は、裕福に生きる事ではなく、心を充実させ、健康で生き抜く事。その中で、小さな幸せを毎日探そうと思う。
毎日のトイレやお風呂や食事も非日常。これだけで毎日がネタになる。毎日地産地消を味わい、日本中のお風呂で癒され休憩しながら、今日も私は人生の旅をする——。
毎日がアウトドアでキャンプで、毎日が車中泊だからこそ楽しいことだけじゃない。ヨガで研ぎ澄ませた5感をフルに活かしたバンライフのリアルなエピソードや情報を、お届けしていきます。
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