【東京からクルマで行ける温泉】アクセスしやすい群馬県のオススメ温泉地3選

公開日: 2022/03/16

秘境の温泉地「四万温泉」

車で草津温泉へいくルートを進んで行き、途中の中之島町から北上するルートを進みしばらく行ったところにあるのが、「四万温泉（しまおんせん）」です。

四万温泉は、「四万の病を治す霊泉」として、古代より愛されてきました。実際に、温泉宿がはじめて開設されたのは戦国時代のことで、四万温泉も伊香保温泉と同様で真田昌幸によって整備されたといわれています。

その後、温泉街として発達していき四万温泉のなかでも有名な「積善館（せきぜんかん）」はなんと、江戸時代の1691年に開業した日本最古の現存湯宿でもあるのです。

また、草津温泉が強酸性の泉質なのに対して、四万温泉は塩化物・硫酸塩泉と呼ばれる泉質で、保湿や美肌に効果があることから、草津温泉に入った後、仕上げに四万温泉に入るという方も多かったといわれております。

四万温泉は飲泉が可能なところも多く、飲めば胃腸に効き食欲が旺盛になるともいわれていて、「日本三大胃腸病の名湯」にも選ばれています。

四万温泉の周辺には「四万川ダム」によってつくられた「奥四万湖」をはじめ、「大泉の滝」「摩耶の滝」「小倉の滝」など、「四万川」を基盤とした景観スポットがたくさんあるのも見どころの1つです。

四万温泉へは、東京駅から車で約2時間30分、関越自動車道の「渋川伊香保IC」より1時間ほどでアクセスできます

群馬県への温泉旅はクルマがオススメ

群馬県には、浅間山や谷川岳・赤城山などの有名な山々があることから、日本屈指の温泉地の宝庫でもあります。

さらに、関越自動車道をはじめとした高速道路に加えて、温泉地までの一般道もバイパスなどが整備されて、年々アクセスがしやすくなってきています。

また、2011年3月に北関東自動車道の全線開通や首都圏の郊外を環状線で結ぶ圏央道が徐々に延伸してきたことにより、栃木や茨城など他の北関東地域や東北地方から、東名や中央道沿道の地域からも群馬県へアクセスしやすくなってきました。

群馬県の温泉旅行は、温泉地までの道中の景色をみながらドライブするのもとてもオススメです。日ごろの疲れやストレスを解消するべく、群馬県への温泉地への旅を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

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