公開日: 2021/12/01
筆者のバンには、目隠し対策としてカーテンを採用しました。車内後部の左右と後方の窓には側面にスライド式のカーテンレールを取り付け、市販のカーテンをカーテンクリップを使用して吊り下げて使用しています。
また運転席と後方の居住スペースの間には、麻紐を左右に取り付けられるように金具を設置し、のれん状(上部にタブ付き)のカーテンに麻紐を通してから金具に取り付けてあります。
いずれも市販のカーテンを使用したため、長さはカットしミシンで縫うことで対応しましたが、左右の長さはある程度余裕を持たせるか、多少足りないものを選ぶ必要がありました。
そのため左右に余裕のない部分では、カーテンを閉める際に少し左右に隙間が空いてしまっています。その隙間は、カーテンを強力なマグネットで側面にくっつけるようにするなど、使用時の隙間を埋めるための工夫もしています。
カーテンは洗濯や車検の度にすべて外すのですが、中央のカーテンは車検の際には麻紐をハサミでカットして取り外し、再度つける際には新しく長さを測った麻紐をカットして取り付ける必要があります。
見た目や使用のしやすさ・取り付けやすさを重視してこの形に落ち着いていますので、現状特に不便は感じていないのですが、この手法は人によっては面倒に感じるかもしれません。
取り付けだけでなく取り外しに関しても、見た目だけではなく「自分たちが使いやすいもの」を選んで使用するようにすると良いと思います。
すべての窓にカーテンを取り付けたことによって、車中泊だけでなく日帰りドライブの際も、道の駅や公園等で日中に昼食を取ったり、すこしお昼寝する時にすぐ隣に車が停まっていても視線を気にせず過ごせるようになりました。
夜間外からの視線が気になるのもなかなか怖いものがありますが、日中は明るい時間帯ということもあり、中の様子がかなりよく見えるんですよね。
また天気の良い日に窓をあけて過ごしていても、カーテンを閉めておけば視線を気にすることはありません。心地よい風が車内に入ってきつつも、外の様子を気にすることなく、ベッドでゴロゴロと横になることが可能です。
そして一番助かっているのが、暑い日・寒い日の外気の侵入を緩和できること。
寒い日にはカーテンを閉めることでサイドやバッグドアの隙間から入り込む冷たい外気の侵入を緩和しています。あらかじめカーテンの丈を少し長めにしておいたのは、冷たい外気の侵入を防ぐためでもありました。
暑い夏の日にはカーテンを閉めて太陽光を遮断することで、車内の温度が上がりすぎるのを多少防ぐことができています。夏も冬もカーテンのおかげで、かなり快適に車中泊ができています。