公開日: 2023/07/06
伊勢湾岸道のシンボルとして愛知県刈谷市に所在地を置く「刈谷PA」があります。一見、どこにでもある高速道路のパーキングエリアかと思いきや、実は刈谷PAは年間来場者数が「東京ディズニーリゾート」、「ユニバーサルスタジオジャパン」に次ぐ国内第3位を記録しています。というのも、刈谷PAは高速道路の休憩施設と地域のコミュニティ施設が合わさった、ハイウェイオアシスになっており、伊勢湾岸道は交通量の多さと施設の充実度により、大変人気のあるパーキングエリアになっているのです。
施設は、フードコートやショッピングコーナー、コンビニなど通常の高速道路のサービスエリアやパーキングエリアと同様のものに加えて、お子様が楽しめる遊園地や観覧車などが設置されています。その他、温泉施設や豪華なトイレ施設、生鮮食品販売コーナーなど大人の方も満足できる施設が整っており、まさにみなさんが利用しやすいパーキングエリアとなっています。
上下線集約型で、駐車場の区切りはありますが施設は上下線同様の施設を利用することになります。伊勢湾岸道走行の際は、ぜひ刈谷PAの利用もしてみてください。
快適で便利な伊勢湾岸道ですが、気をつけなくてはならないポイントもあります。それが、悪天候の際の走行です。伊勢湾岸道では、特に天候を気にしながら走行することが求められます。
伊勢湾岸道は海岸線を通っており橋も多いことから、まず風の影響を強くうけます。ひとたび強風が吹くと、車がふらふらしてきますのでハンドルをしっかりおさえて、車を安定させる必要があります。また、雨の際は路面が滑りやすくなります。特に、橋と橋のつなぎ目などは通常の路面よりも滑りやすい構造になっているため、路面状況を確認しながらの走行が大事です。
あまりにも雨風がひどい場合は、伊勢湾岸道が通行止めになる可能性もあります。やむなく悪天候のなかを走行する際は、こまめに交通情報を確認しながら、近郊の名神高速道路や都市高速である名古屋高速などへの迂回も検討するようにしましょう。
伊勢湾岸道は走行しやすく景色もすばらしい、まさに高規格な高速道路です。通常の高速道路のイメージとは少し違う雰囲気もあるため、はじめて利用する際は、感動を覚えるかもしれません。さらに、先ほども少し紹介しましたが新東名や新名神と合わせて、首都圏〜中京圏〜関西圏の新たな主要ルートにもなっているため、年々利用する方が増えております。
どうしても、通過するための路線という印象が強めではありますが、経由地周辺も魅力なスポットが多めなため、伊勢湾岸道沿道のスポットを目的地にするのもオススメです。また、先ほど紹介した名物名港トリトンを外側から眺めてみるのもオススメで、「名古屋港水族館」周辺からは、すがすがしい海と空と名港トリトンの景色が眺められるため、こちらもおすすめです。
ぜひ、みなさんならではの伊勢湾岸道の魅力をみつけて、どんどん利用して走行してみてください。
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