公開日: 2023/06/28
第3位は、先ほど中央道のところでも少し紹介しました東名になります。東名は、大都市でみると東京と名古屋を結んでいる路線であり、経由地の都市規模も大きいことから、まさに日本の大動脈となる路線です。
私も、小さい頃から東名への憧れは強かったですし、大人になって実際東名を走行する機会が多くなってからも、やはり東名走行時は他路線とは違う特別感を感じます。
東名というと都市部を走行するイメージが強いですが、日本一標高の高い山である「富士山」の近郊や「駿河湾」「浜名湖」周辺などの自然景観がみられるところも通るため、景色がとても楽しめる路線でもあります。
さらに設置看板の親切さやサービスエリアの充実ぶりは他路線を凌駕しており、満足度の高さが東名の魅力へとつながっているところなども、東名が長年みなさんに愛される所以だと感じます。
東名は、大都市同士を結んでいることや経由地近郊に漁港や工業地帯も多いことから、物流がさかんでトラックの交通が多めなのも特徴です。トラックとお互い思いやりをもちながら共走するのも、東名ならではといえます。
↓ 東名をご利用の前にチェック! ↓
北海道の主要高速道路である道央自動車道(以下 道央道)は2023年6月現在、北海道南部の都市函館市近郊の「大沼公園IC」から北海道の中心地札幌市、第2の都市旭川市を経由して、北海道士別市の「士別剣淵IC」までつなぐ高速道路です。
私は、北海道に出張へ行った際に道央道をよく利用していましたが、とにかくスイスイ快適に走行でき、本州の高速道路よりも雄大さを感じられました。それでいて、表記看板やサービスエリアなどの雰囲気は本州の高速道路とほぼ変わらないため、割りと早くなじむことができ何回も走行したくなる路線となりました。
私が一番驚いたのが、高速道路のすぐ近くに牧場があり、高速道路を走行しながら牛や馬などの姿が視界に入ってくることです。まさに、「ザ・北海道」というのを感じながらの走行は、とても気もちよく、まさにドライブの醍醐味といえます。
北海道の高速道路は、札幌市の「札幌JCT」を基準としていて、かつては道央道も札幌JCTを基準に南北にインター番号が大きくなるという方式でしたが、2018年12月に本州の路線と同様の方式へと変更になりました。個人的には残念な気もちですが、それでも北海道ならではの要素がもりだくさんの路線であり続けています。
東海北陸自動車道(以下 東海北陸道)は、名称のとおり東海地方と北陸地方を結ぶ高速道路として、2008年7月に全線開通しました。私は、主に観光目的で東海北陸道を利用していますが、大好きな路線で自然と利用する機会も多い路線です。
太平洋側と日本海側を結ぶ路線ながら、ほとんどは山岳地帯です。中国道や中央道と近い雰囲気を感じつつ、日本の高速道路で最も標高の高いところに位置する「松ノ木峠PA」や日本で3番目の長さをほこるトンネル「飛騨トンネル」などがあり、より高い山岳地帯を走行している感覚を味わえます。
東海北陸道は、とにかく沿道に魅力的な観光地が多いのが特徴で、水族館を併設しているハイウェイオアシスの「川島PA」をはじめ、郡上八幡・高山・白川郷・五箇山などの情緒ある風景を楽しみながらのドライブは最高です。
東海北陸道は、冬の豪雪が激しい地域もありますので、ドライブできる時期が限られていることも逆に貴重な機会となるため、そこも魅力的だったりします。
↓ 東海北陸道の特徴と利用のポイントはこちら ↓
私のお気に入りの路線トップ5を私の経験や想いを混ぜながら紹介いたしました。日本の高速道路は、とてもよく整備されていますし、景色もすばらしいところが多いので、ほんとに何回も走行したくなるところがいっぱいあります。
そんななかで、「この路線のここがいい」というところをなるべく多くみつけることで、より高速道路を好きになれるので、ワクワクや楽しみが増えてきます。
最近は、高速道路を管理・維持するNEXCO各社の尽力もあり、サービスエリアや各種設備にますます魅力があふれてきており、ドライブの目的やワクワク感がどんどん増してきています。
みなさんも、ぜひみなさんならではのポイントで、何回走行しても飽きないくらいのお気に入りの路線をみつけてみてください。
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