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都心から日帰りもできる! 高速道路で行くオススメの温泉地【山梨編】

知る人ぞ知る名湯?「下部温泉」

甲府市の南部、河口湖から西に位置する下部という地域も「下部温泉(しもべおんせん)」という温泉地があります。下部温泉は、前述の3つの温泉地にくらべると知名度は低めですが、知る人ぞ知る名湯になっています。

下部温泉は、平安時代に熊野三山に祀られている熊野権現が出現して開湯したといわれており、戦国武将では、武田家の武将である穴山氏によって再興され、こちらも「武田信玄の隠し湯」だったといわれています。この地にゆかりのある鎌倉時代の日蓮が湯治を行い、戦国武将の徳川家康も下部温泉に入浴したとされています。

泉質は、温泉によりまちまちですがほとんどのところが、単純温泉かアルカリ性単純温泉となっています。全体的に泉温が低めで、疲労回復や外傷、火傷、リウマチなどに効果があります。

鉄道ではJR身延線が通っており、かつては「下部駅」として運用されていましたが、1991年12月に温泉地として有名なことから、「下部温泉駅」に改名された経緯があります。

また、先ほど日蓮にゆかりがあると記述しましたが、下部温泉の南に位置する身延という街に日蓮宗総本山となる「身延山久遠寺」があり、身延山とともに観光スポットとなっています。

山梨の観光と温泉地巡りをぜひ満喫してみてください

山梨県は、日本一標高の高い山である富士山をはじめ、北側には日本第二位の北岳や八ヶ岳などの有名な山々に恵まれた土地であります。そのため、温泉事業も非常にさかんな地域となっているのです。

電車でもある程度観光巡りしながら温泉を楽しむことができますが、道中の景色を楽しみながら効率よく観光して温泉につかるなら、やはり車でドライブしながらが断然便利でおすすめです。

山梨県の道は、国道でもくねくねしたいわゆる山道になっているところが多く、季節によって移り変わる山々の色合いを楽しみながら、ゆっくりのんびりドライブすると、満足して楽しめます。

また、山梨の郷土料理である「ほうとう」をはじめ、河口湖近郊の富士吉田市名物の「吉田うどん」などのご当地グルメを味わうのも、合わせて楽しんでいただくと、より満足していただけます。

首都圏からなら、日帰り旅行あるいは1泊2日で観光スポットと温泉地を巡りながらドライブすれば、きっと思い出に残るドライブになること間違いありません。ぜひみなさん、山梨で素敵な旅の思い出をつくってみていただければと思います。

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