公開日: 2023/05/20
紀伊半島最南端の町、串本町にある道の駅では特産のきんかんを使用したソフトクリームを味わえます。串本町にある紀伊大島は、温暖な気候がきんかん栽培に適していることもあり、古くからきんかん栽培が盛んな地。14年前に紀伊大島を訪れた際に、きんかんソフトを食べた思い出があります。
その時、私が食べたきんかんソフトを販売する会社は2012年に閉業。きんかんソフトの復活を望む多くの人の声に応えて、2019年に道の駅での販売で復活したそうです。
尾鷲牛乳の生乳に串本産のきんかんのピューレを混ぜてあり、ミルク感がしっかりとありつつ、きんかんのさわやかな風味を感じられる味わいとなっています。
他にも「ナンタン蜜姫ソフト」も販売されていて、こちらはサツマイモの味が濃厚な一品となっています。なんたん蜜姫は串本町特産のサツマイモで、潮岬だけで栽培されるとても糖度の高いおイモです。
皮もすべてペーストにして混ぜているので、ピンク色をしているそうです。
道の駅は国の天然記念物「橋杭岩」のすぐ目の前にあり、道の駅から眺めることができます。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/wakayama/post_829/
・和歌山県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/wakayama/
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道の駅のある淡路島は玉ねぎが特産品。淡路島の玉ねぎは、辛み成分が少なく、甘くてやわらかいのが特徴です。その淡路島のブランド玉ねぎを使ったソフトクリームを食べられるのが、道の駅うずしおです。玉ねぎソフトと聞くと躊躇してしまいがちですが、是非食べてもらいたい一品です。
玉ねぎをパウダー状にして、クリームに混ぜているそうで、「ソテードオニオン+牛乳」のような味わい。言うならば、冷製玉ねぎのポタージュという感じ。しっかりと玉ねぎの甘みが出ているので、ソフトクリームに加えても全く違和感なし!
現在道の駅「うずしお」は、2年間のリニューアル工事中で、鳴門岬駐車場の「うずまきテラス」で仮営業中となっています。
多彩な淡路島玉ねぎ商品が揃うショップや、『あわじ島オニオンビーフバーガー』を販売する「あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン」は新店舗でも営業中。新たにキッチンカーも出店しています。鳴門大橋と四国の山並みを見渡す絶景も楽しめます。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/hyogo/post_769/
・公式HP:https://eki.uzunokuni.com/
・兵庫県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/hyogo/
いかがでしたでしょうか。それぞれ特徴のあるご当地ソフトクリームだったかと思います。ソフトクリームのおいしいシーズンに向けて、お出かけの参考になれば幸いです。
今回、ジェラートもご紹介しましたが、ジェラートだと味のバリエーションが豊富で、訪れるたびに旬の食材を使った味を楽しめたり、素材の味をより感じられたりするのが良い点です。なめらかな食感を楽しめるソフトクリームは、もちろんおいしいですよね!
ソフトクリーム、ジェラートいずれにしても、その地域ならではの食材を使ったご当地アイス探しは楽しいもの。今後も、ほかの地域のご当地ソフトクリームをご紹介していけたらと思います。みなさんもお気に入りのご当地ソフトを目指して、道の駅巡りを楽しんでくださいね。
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