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【渋滞対策に】高速道路から一般道へ"迂回"を検討する時の「目安の時間」と「距離」そのラインとは?

迂回を検討した方がいい場合が多いのは「事故渋滞」

ここまでお話しした渋滞は、交通集中によるいわゆる自然渋滞の場合です。渋滞には、自然渋滞以外にも突発的に発生する渋滞というものもいくつかあります。

そのなかでも、一番渋滞規模が大きくなる可能性が高いのが、事故による渋滞です。高速道路で事故が発生すると、事故の規模や発生場所によりますが、走行する車線をふさいでしまうため事故処理が終わるまで、その場所がボトルネックとなり渋滞が発生します。

事故渋滞の場合、突然発生して発生直後は後続車への影響は少ないものの、ちょっと時間がたつと渋滞の規模がみるみるうちに大きくなってきて、後続車への影響が強大になってきます。

そのため、事故渋滞の場合は表示よりも実際に渋滞ポイントに入ったら、渋滞の規模が大きくなっているということが多いため、自然渋滞時よりも一般道への迂回を優先的に考えるのがよろしいと言えます。

迂回の方法は他にもあります

今回は、一般道への迂回を検討する基準について詳しく解説してきましたが、細かくお話しすると迂回の方法はさまざまあり、上手に選択することで所要時間をなるべく早くすることができます。

一般道への迂回も、目的地まで全部一般道でいくのではなく、たとえば渋滞はじまりの手前から次のインターまでだけして、あるいは2つ先のインターまでして、その後再び高速道路に乗るという方法もあります。

また、都市部では他の高速道路路線も充実しているため、高速道路を利用した迂回をすることもできます。東名上り線の大和トンネル周辺の渋滞規模が大きそうなら、圏央道〜中央道を利用して迂回するのも1つの方法です。

最近は、スマホのアプリやカーナビが発達しているため、それらを参考にルートを選択するのも有効な手段です。そのためにもスマホアプリやカーナビの活用方法を覚えることも役に立ちます。

ぜひ今回の目安を参考にしていただきながら、所要時間短縮について、つねに好奇心をもって考えながら運転していただくと、より交通事情に詳しくなれるため、これからの運転がより快適で楽しくなるかと思います。

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