公開日: 2023/01/21
——編集部:大地さんは車内のウッド化が代名詞のようになっていますが、デュカト バンライフ仕様もウッド化?
大地さん:はい、ウッド化です。バンライフの雰囲気を出せるように使う木材をRVランドさんと相談しながら選びました。雰囲気を大切に床と天井で使用する材料が違っていることも見て欲しいところです。
床の方は、物を引きずったりしても傷がつきにくい素材を選び、天井はウッドの雰囲気とそれにあわせて配置したライトで、バンライフの夜を楽しんでもらえたらと思っています。
——編集部:使用する木材は、ホームセンターで調達しているのですか?
大地さん:ホームセンターで調達することもありますが、今はネットで注文することが多いですね。まとまった数を注文することと、使いたい木材が店舗にない場合もあるので、ネットで注文することが多くなってます。
——編集部:大地さん自身もデュカトを購入されるとお聞きしました。どのようなバンライフ車を作る予定ですか?
大地さん:実はバンライフ車を作るためではなく、仕事用兼普段用の車として購入するんですよ。個人的に好きなタイプのバンなので。
今はハイエースを使っているのですが、その代わりですね。もちろんバンライフ仕様にカスタムすることもありえますが、まずは仕事用兼普段用の車として乗ってみるつもりです。見た目がカッコいいですからね。
ただ、RVランドさんのバンライフ仕様を作り始めて、新しいアイデアも出てきてます。どんなクルマにするかはこれから考えます。
また、自分のInstagramや Mobility Storyさんとかで発表できればと思っていますので、楽しみにしていてください。
——編集部:これからさらにお仕事が忙しくなりそうですが、お弟子さんをとられたり、スタッフを入れるつもりはないのですか?
大地さん:今のところはないですね。会社なので、当然人は増やした方が良いのでしょうけど、自分の責任で一台一台に向き合っていく今の形が気に入ってます。以前は、人をまとめる立場で仕事をしていたこともあって、それも楽しかったのですが、せっかく個人になったというところもあります。気ままで楽ですしね。
お引き受けできる仕事の数に限りは出てしまいますが、ありがたいことにメディアに出させてもらったり、自分のInstagram等から依頼は絶えずもらっているので、今はこのまま続けていければと考えてますね。
——編集部:ちなみにですが、今度買われるデュカトもナンバーは「3747」ですか?
大地さん:もちろんです。今は離れて暮らしていますが、どこかで2人の娘の目に触れて、今も2人のことを想っていて、僕も頑張っているんだと感じてくれたらうれしいですね。
~キャンピングカーができるまで~特別連載#2、鈴木大地さんのインタビューはいかがでしたか? よりRVランドが送り出すフィアット デュカト バンライフ仕様へのワクワクが高まるのではないかと、シンプルなQ&A方式でお届けしました。
掲載している画像のほとんどは、今回の密着取材で撮影したものなので、まさに大地さんが制作中のバンライフ仕様のデュカトの画像となっています。ところどころで完成形がイメージできる部分もお見せしていますので、どんなキャンピングカーに仕上がるのか想像しながら、デュカト バンライフ仕様の完成形のお披露目を楽しみにしていてください!
次回#3では、制作開始から浮かびあがった問題点とその解決策をお届けします。
#1:日本上陸を果たした欧州№1車「フィアット デュカト」
#2:鈴木大地さんインタビュー「これまでの仕事が認められたような気がしてうれしかった」
#3:フィアット デュカト「バンライフ」モデル制作開始! 1カ月半の制作期間でお披露目に間に合うか!?
#4:フィアット デュカトが持つ日本のキャンピングカー市場でのポテンシャル。阿部代表インタビュー
#5:ついに完成! RVランド×鈴木大地のバンライフ仕様車。完成車両を少しだけ先行公開
協力:株式会社アールブイランド、株式会社earth
インタビュー・文・撮影/中嶋 信介
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