公開日: 2022/12/20
道の駅「よしかわ杜氏の郷」がある新潟県上越市(旧吉川町)は酒造りが盛んな場所です。杜氏とは、お酒を造る職人のことを指していて、古くから伝承されている技を継承する道の駅となっています。
酒造りに適した気候風土に恵まれた道の駅では、日本酒の製造工程をガラス張りで見学することができます。
日本酒の詳しい説明や、細かい製造工程を間近で見ることでより新潟のお酒を楽しむことができます。国内外で評価を高めている日本酒を実際に売店で購入できるので、家に着いてからのお楽しみで買うのがおススメです。
他にも納豆工場が道の駅に併設されている、しもつま(茨城県)などもあるので、道の駅で地域の名産の専門的な知識を目で学ぶ事も楽しいです。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/nigata/post_450/
道の駅「伊良湖クリスタルポルト」は、愛知県の渥美半島の先端に位置しています。陸路からだと、行き止まりに感じるかもしれませんが、フェリーに乗ることで、三重県にいち早くつくことができます。
以前、この道の駅はフェリーの待合室にもなっていたので、そこでゆっくりして、お土産や名産の大アサリを食べることができました。現在ではお手洗いと仮設建物が用意されているだけで、食事やお土産などを楽しむことはできません。
ただ、道の駅としての役割を完全に終えたわけではなく、再開されるかもという話です。そのため、少し閑散としているかもしれませんが、間近で見るフェリーは圧巻で、海から見える三重の島々はここでしか見ることはできません。
※編集部注:改修工事により令和4年10月1日から令和5年6月上旬頃まで一時閉館中。道の駅スタンプは、仮設待合所で利用可能。
また、以前のように道の駅としての盛り上がりを見せてくれることを信じて、フェリーにクルマを乗せて、快適な船旅を楽しむのもいいですね。
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/aichi/post_674/
ご紹介した6駅の他にも、博物館が道の駅に変貌を遂げた栃木県の「那須野が原博物館」、空港が道の駅の石川県の「のと里山空港」、秋田県の「大館能代空港」。
直売場やレストランもなく観光名所が道の駅という長野県の「ビーナスライン蓼科湖」、「奈良井木曽の大橋」といったように、全国にはまだまだユニークな道の駅が存在しています。
道の駅ごとに特徴があるとはいえ、ここまで特徴的だとワクワクしますね。皆さんも是非ユニークな道の駅を旅の目的地に、遊びに行ってみてください。
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