公開日: 2022/08/24
東京都心方面から下り線を走行して、八王子ICが近づくと出口が2カ所あるアナウンスの看板が現れます。そして、手前側に設置されているのが第一出口です。
第一出口なので、第二出口より規模が大きくメインとなる出口だと思われるかもしれませんが(私も初めはそのように思っていました)、第一出口は下り線の出口のみの設置で、上り線の出口や上下線の入口は設置されていません。
第一出口は、八王子IC運用当初は設置されておらず、その後八王子ICと接続している国道16号八王子バイパスを利用して、東京都の町田や神奈川県の相模原・横浜方面へのアクセスの需要が増えてきたために、1991年に設置されました。
実際利用すると、出口から約100メートルほどで一般道と合流できる快適さと、八王子バイパスや甲州街道(国道20号線)、八王子市街地などに向かう際に便利で、とても重宝します。
第一出口を過ぎて、約300メートルほどのところにある八王子IC第二出口は、八王子IC運用開始当初から設置されており、上下線の出入口が設置されている、いわばメインのインターチェンジとなります。
第二出口は、従来の国道16号線と接続しており、第一出口とは2~3kmほど離れております。山梨・長野方面からくる上り線には下り線の第一出口の位置に出口が設置されていないため、必然的に第二出口と同位置の出口を利用することになります。また、八王子ICから中央道に乗る際も第二出口の位置を利用することになります。
第二出口では、高速道路上の出口を降りた後に一般道の手前で2方面への分岐が現れます。八王子より北の地域へのアクセスや八王子市内でも西八王子や高尾などの西部地域へ行きたい場合は、第二出口の方が便利になっており、自分の行きたい方面によって第一出口と第二出口を使い分けるのがスムースです。
もし、第一出口で降りるか第二出口で降りるか迷った際は、選択肢の幅が広い第二出口で降りると、その後のロスが少なくてすみます。