公開日: 2022/07/02
キャブコンタイプのキャンピングカーの燃費はディーゼル車かガソリン車か、大きさや車種でも異なりますが、平均的には約6〜10km/Lと、言われています。我が家のライトキャブコンの燃費はだいたい約7km/Lなので、決して燃費が良いとは言えず、以前所有していた自家用車の燃費(18km/L)と比べると、ガソリン費用は約2.5倍上がった計算になります。
そのため、通勤距離が長い人がキャンピングカーを日常的に使用すれば、それだけガソリン代も高くなってしまうのが難点です。 燃費を抑えるために、我が家では以下のようなことを意識してキャンピングカーを使用しています。燃費がネックで日常使いを控えている方は参考にしてみてください。
キャブコンは全高が高いので、停められる駐車場や通れる場所も制限されてしまいます。特に都市部などでは全高約2.1〜2.4mより低い車しか停められない立体駐車場も多く、その場合は普段使いがしにくくなってしまうのがデメリットです。
また、平面駐車場でも入り口のゲートが低い場合や、車種によっては天井につけている太陽光パネルやマックスファン(換気扇)があることで、車高がさらに高くなっている際も注意が必要です。
高さ制限ギリギリのところやゲートの高さが表示されていない場所では、キャンピングカーで通らないようにするか、一旦近くに停止させてから目視で安全確認を行うことが大切です。
キャンピングカーを使えば使うほどボディも汚れやすくなりますが、車体が大きな分、手洗い洗車の労力も普通自動車と比べて2〜3倍の時間と労力がかかります。
住んでいる地域によってはキャンピングカーの洗車をしてくれるガソリンスタンドや、セルフ洗車機を設置しているところもあります。しかし、筆者の住む地域のガソリンスタンドでは、スタッフの安全のためや洗車機の破損を予防するために、キャンピングカーの洗車を断るところがほとんどです。
洗車自体はキャンピングカーの専門店で予約をとればしてもらうことは可能ですが、1-2日預ける必要があるので、日常から使用している我が家にとっては現実的ではありません。そのため、毎回自宅の駐車場で洗車を行ってはいますが、小さな子供がいるとなかなか洗車もスムーズにはできず、暑い夏や寒い冬の日の洗車は特に辛くなってしまいます。
手軽に洗車ができる場所が増えて欲しいと思う反面、自宅で洗車をした方がコスト的には安く抑えられるので、金銭面的にはメリットもあり、悪いことばかりじゃないのが救いではあります。
キャンピングカーを日常使いしていて感じるのがいい意味でも、悪い意味でもよく「目立つ」ことです。
いい意味としては、大型商業施設やスーパーなどの広い駐車場を利用した際、例えどこに停めたか忘れても、子供でも一目で見つけられるほど目立つので、駐車場をウロウロする必要がなくなります。悪い意味としては、キャンピングカー自体が珍しいためか、駐車場に停めるだけで周囲からの注目も浴び、見ず知らず方から声をかけられることも多々あります。
筆者は、好奇な目で見られること自体は不快には感じないので問題はありませんが、気になる方にとっては大きなデメリットかもしれません。
また、スーパーや施設までの距離が遠くなっても、子供達が乗り降りしやすいように、意識して空いている場所に駐車しているのですが、何故か毎回出入り口側に横付けして駐車されてしまいます。隣の車との距離が近すぎれば扉を開けることもできないこともあるので、駐車場は端を狙って停めるか、大型車専用に停めるようにしています。
今回は我が家が日々どのようにキャンピングカーを利用しているかや、普段使いで困っていることやその解決策をご紹介しました。
同じキャブコンタイプのキャンピングカーでも車種によって大きさは異なるので、地域によっては日常使いがしにくいケースもあります。その場合は、キャブコンタイプのキャンピングカーよりも普段使いのしやすいバンタイプや軽キャンのモデルを検討してみたり、キャンピングカーを購入する前に、レンタルやシェアカーを利用してみるのもオススメな方法です。
日常的にキャンピングカーを使うことで生まれるデメリットもありますが、我が家ではそれ以上にメリットの方が大きいと感じています。ぜひ皆さんも使う用途や予算などに合わせてキャンピングカーで楽しい日常を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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