公開日: 2022/03/22
富士川SAの上り線は、2000年3月に道の駅「富士川楽座」が併設されてから、東名のサービスエリアと兼用のハイウェイオアシスとして運用されています。
ハイウェイオアシスとは、高速道路の休憩ポイントと地域のコミュニティが合わさった複合総合施設で、高速道路を利用される方だけでなく、一般道から地元の方も利用できるように施された近未来型の施設のことです。
富士川SAの施設に加えて、道の駅の施設が利用可能で、富士川楽座には富士山を展望できるレストランやカフェをはじめ、プラネタリウムやさまざまな体験ができる施設が備わっています。
さらに、富士山や駿河湾を一望できる「Fuji Sky View(フジスカイビュー)」と呼ばれる大観覧車も設置されており、人気を集めております。
大観覧車のふもとには全面人工芝のドックランがあり、わんこ専用トイレやシャワーを完備しているため、わんちゃんと一緒にサービスエリアを楽しむこともできます。
そしてなんと、大観覧車のゴンドラのなかには1台ペットゴンドラがあり、お連れのわんちゃんと一緒に観覧車へ乗ることも可能です。
また、上り線の富士川SAの施設も2013年12月にリニューアルオープンして、ますます充実した施設運営がされており、道の駅と合わせて丸1日過ごせてしまうくらいのボリューム感があります。
道の駅富士川楽座は、東名下り線には設置がありませんが、富士川SAは上下線にETC専用のスマートインターチェンジが設置されております。
そのため、一度下り線のスマートインターチェンジで降りて、一般道用の駐車場に車を停めることによって、下り線を走行されている方でも利用できます。または、下り線の富士川SAに車を停めて10分ほど歩いてもアクセス可能です。
日本随一の絶景と充実度の高い施設を兼ね備えた富士川SAは、日本の数あるサービスエリアのなかでもオススメで、みなさんにぜひ一度訪れていただきたいポイントです。
富士川SAのある区間は、2012年4月に並行する新東名高速道路(以下 新東名)の「御殿場JCT」~「浜松いなさJCT」が開通してからは、交通量が減少したため、富士川SAを利用される方も少なくなりました。
それでも、満足度の高さは新東名のどちらのサービスエリアにもひけをとらないため、私もよく富士川SAを利用するために東名を走行することがあります。
東名は新東名とくらべて高速道路からみえる景色がキレイで、カーブや起伏が多めのためのんびり高速道路を楽しみながらドライブするのにオススメです。
また、富士川SAは順調にいくと東京駅から約2時間の位置にあるため、一度休憩するのにほどよい位置にあるのも、ポイントの1つであります。
ぜひ、静岡方面へ旅やドライブへいかれた際は、魅力たっぷりの富士川SAに立ち寄って思い出に残るひとときをお過ごしいただければと思います。
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