公開日: 2022/03/09
東京都内で都心から最も離れている「奥多摩町」。人口約5,000人弱の街でほとんどが山岳や森林地帯となっていて、東京都内の自治体では最大の面積をほこる市区町村でもあります。
奥多摩町内には、JR青梅線や西東京バスが運行しておりますが、奥多摩町内や奥多摩町まで行くための青梅街道の景色がすばらしいため、奥多摩町に行くなら車でのドライブがオススメです。
奥多摩町でもっともオススメのスポットは、JR青梅線の終着駅「奥多摩駅」からさらに10キロほど進んだところにある「奥多摩湖」です。
奥多摩湖は、多摩川を小河内ダムのためにせき止めて造られた湖で、水道専用貯水池としては、日本最大級の広さをほこります。
奥多摩湖の水面の景色に加えて、周辺の木々が季節によって異なる鮮やかな色合いを出しています。特に春は、桜の見頃からはじまり新緑の青々とした景色を楽しむことができ、まさに東京のオアシスと呼ぶのにふさわしい場所といえます。
また、奥多摩湖までの道中も東京都心の高層ビルやマンションが建ち並ぶ都市部の風景とは大きく離れ、山岳地帯の自然豊かな景観が味わえ、カーブや起伏が激しいところも多いため、まさにドライブにピッタリのスポットなんです。
奥多摩湖へは東京駅から車で約2時間、高速道路の最寄インターは圏央道の「日の出IC」か「青梅IC」になり、両インターから1時間ほどでアクセスできます。
東京都内は交通の便がとてもいいため、電車やバスをつかえば比較的容易に観光スポットへたどり着くことができます。
ただ、車でしか見られない景色や感動があるのも事実で、できれば車でドライブをしながらオススメスポットを楽しんでいただきたいというのが私の願いでもあります。
特に春は、植物が長い眠りから覚めて咲きはじめる時期でもあり、梅からはじまり桜、そして新緑の時期へとつながっていく植物のリレーは、とても鮮やかで毎年楽しみな時期でもあるのです。
東京都内の高速道路は、首都高、中央道、圏央道がメインとなりますが、3路線ともそれぞれ見られる景色に特徴があるため、そこの違いを楽しみながらドライブするのもオススメです。
ぜひ、東京で春の訪れを感じられる素敵なドライブの旅へ出かけてみましょう。きっと、今までに味わったことのない新しい出会いが見つかりますよ。
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