公開日: 2021/12/07
車中泊時は食事や睡眠を取る必要があるため、かなり長い時間を車内で過ごすことになります。
冬の車内は温度が下がりとても冷えることから、暖かく過ごすためのアイテムを用意したり、厚着をするなどの寒さ対策は必須となります。
筆者が最近車内で暖かく過ごすために使用しているのが、写真のようなミニサイズのセラミックヒーター。
消費電力が300Wなので小型のポータブルバッテリーでも使用することができますし、電源を入れてすぐに温風が出るため、冷えた体をすぐに温めることができます。
ミニサイズのセラミックヒーター以外には、電気毛布やパネルヒーターも同様に消費電力少なめなのでおすすめです。
いくつかのアイテムを持っていれば、そのときの気温や体の冷え具合、ポータブルバッテリーの残量に合わせて暖房器具を選ぶことができ、とても便利です。
その他には、車内に厚手のパーカーや靴下・携帯カイロなどを置いておいたり、厚手の布団を用意するなどしておき、ポータブルバッテリーが使えないなどのトラブルがあった場合にも寒さに対応できるよう、しっかりと準備をして車中泊に出かけるようにしています。
冬の車中泊だからこそ、気をつけなければいけないことがいくつかあります。
冬は寒いからとエンジンをかけっぱなしにし、暖房をつけて車中泊をしている方も多く見受けられますが、場所によってはアイドリング禁止になっている場合もありますし、そもそもエンジンをかけたままでは、排気ガスが車内に入り込んで一酸化炭素中毒に陥る危険性もあります。
マナー違反という面だけでなく命にもかかわることから、エンジンをかけたまま就寝することはおすすめできません。
また夜中にトイレに行く際など、車内から外に出るのも厚手の服を羽織ったり、靴下を履いたりとある程度の準備が必須になります。
早朝や深夜は気温が下がり、かなり寒くなります。一度体温が下がってしまうと再度上げるのはかなり大変になることから、事前にしっかりと準備をしてから、車外に出るようにするのがおすすめです。
今回は、筆者のおすすめする冬の車中泊の寒さ・結露対策における必需品をいくつかご紹介しました。
自分で車をカスタマイズして車中泊を楽しもうと考えている方は、カスタマイズ時に断熱材を使用するなどの工夫をすることで、車内で過ごす際の快適さが数段変わってきます。
その後の実際の車中泊時でも対策できることは多々ありますが、車中泊当日にいきなり初めてのアイテムを持参して使用すると、「寒すぎて眠れなかった・・・」なんて経験をしてしまうこともあると思います。
できれば、車中泊に出かける前に自宅の駐車場である程度のテストをして、本当に車内で夜を過ごせるのかを確認してから出発することをおすすめします。
そうすることで「寒すぎ&不快で眠れない」といった事態を避けることができますので、対策を施したら面倒でも事前に準備&テストをしてみると良いのではないでしょうか。
まったく何も対策をしない状態では、寒さの厳しい日本では冬に車中泊をすることはかなり難しいです。
ぜひ今回の記事を参考に、さまざまな工夫をして冬の車中泊を楽しんでくださいね!
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