公開日: 2021/11/25
筆者が冬の車中泊を想定してDIY時に車内に施した寒さ対策は、主に3点あります。
まず壁の木材の内側に断熱材を使用したこと。断熱材を使用することで寒さの厳しい冬場でも車内の温度が下がりすぎないようにしています。
そしてカーテン。窓のある位置にはすべて目隠しのために厚手のカーテンを取り付けてあるのですが、カーテンは幅を広め、長さをできるだけ長めに作ることで、窓の周囲やドアの下側から冷気が入ってこないようにしています。
最後は電源の位置。車内で電気の暖房器具を使用するため、ポータブルバッテリーを常時置いておける場所をあらかじめ確保しておきました。これにより電気毛布やヒーターを使用する際、電源を取るのがとてもスムーズになりました。
また我が家は取り入れなかったのですが、「FFヒーター」というエンジンを切った状態で使うことが可能なヒーター(暖房)を、DIYの際に設備として取り入れる方も増えてきています。
断熱材を使用した状態の車内でFFヒーターを使うことができれば、その他の暖房設備はいらないくらい車内を温めることができるようです。
車中泊仕様にDIYしたバンで実際冬時期に車中泊を何度かしていますが、断熱材とカーテン、車内で使用する暖房器具がすべてそろっていれば、安心して車内で温かく過ごすことができました。
車中泊を始めた頃は「電気毛布の温度を上げすぎて早朝にポータブル電源の容量が尽きてしまう」といった失敗もありましたが、失敗をしたことでさまざまなことに気づくことができました。
いまでは電気毛布の温度を調節したり、厚みのある毛布を1人1枚ずつ用意したり、ポータブル電源を複数個持ち歩くなどの工夫をすることで、問題なく冬に車中泊を楽しむことができています。