公開日: 2021/11/15
「箱根によく車で遊びに行く」という方ならご存知かとは思いますが、箱根のメイン道路となる国道1号は、夕方になるとかなり混み合います。特に塔ノ沢〜箱根湯本駅までは毎日のように渋滞しており、シーズン中や土日祝日などは「大平台付近からまったく動かない・・・」、といった事態になりかねません。
大涌谷や仙石原、芦ノ湖や強羅を車で散策したあと箱根湯本まで戻る予定がある場合は、14時には現地を出発し、遅くとも15時すぎには湯本に到着できるよう、調整をするのがおすすめです。
万が一時間が遅くなってしまったという場合には、場所によってはかなり大回りにはなりますが、芦ノ湖から旧道か新道を利用する方が、国道1号を使うよりスムーズに湯本に辿り着くことができます。
迂回路や渋滞回避方法が限られている箱根では、「移動は早めに」が基本です。できれば自分が予測するより2時間程度早めに行動しましょう。早めに行動することが1番の渋滞回避方法となります。
余談ですが、実は箱根が1番混み合うのはお盆でもお正月でもありません。1番混雑するのは「紅葉時期」です。
紅葉時期は必ず平日に訪れるようにするか、土日祝日(特に11月頭の連休)は、名所も飲食店も道路も、すべて混み合っているというのを理解した上で訪れるようにしましょう。
またお正月は「箱根駅伝」があるので通行止め区域などが発生します。こちらも事前に把握しておくことで、渋滞回避に役立つかもしれません。
箱根町内には、公式に認められている車中泊スポットがかなり少なく、数も限られています。そのためこの記事でも、日帰り旅プランやおすすめスポットをご紹介してきました。
しかしみなさんご存知のとおり、箱根には数多くの素敵なホテル・旅館があり、宿泊すれば温泉や料理をゆっくりと楽しむことが可能です。
「キャンプ場で車中泊する予定だったけど、運転や箱根散策で疲れてしまった」という場合でも、当日予約可能なホテルもあります。ぜひ無理せず、時間の許す限りのんびりと部屋や温泉で過ごし、疲れを取ってくださいね。
今回は、箱根在住の筆者が、車旅に箱根をおすすめする理由や、箱根在住だからこそわかる渋滞回避方法などをご紹介しました。
「箱根は車で行くと渋滞が…」という方がいらっしゃるのも知っていますが、筆者は普段から裏道を使っているということはないのですが、最近では車で出かける際に渋滞に巻き込まれる機会はほとんどありません。
箱根に住んでいると自然と混み合う時間や道を避ける習慣ができます。食事の時間や帰宅時間が重なってしまうことで渋滞に巻き込まれますので、ほんの少し時間をずらす、別のルートを利用してみるなど、さまざまな対応を試してみましょう。
そうすることが渋滞回避に役立ち、渋滞のストレスを半減し、思いっきり旅を楽しむことができるのだと思います。
ひどい渋滞に巻き込まれたことがあり箱根を避けていたという方や、秋の紅葉シーズンに箱根に滞在予定の方などは、ぜひ今回の記事を参考に、「箱根車旅」を心ゆくまで楽しんでみてくださいね。
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