公開日: 2021/08/12
標高が1,000m以上の場所へいけば、気温がかなり下がります。場所によっては「都心と比べて10度近く涼しい」という場所も。
特に木陰に入ると日中でも体感温度はかなり下がります。木陰や日陰に車を停めることができ、同時に窓やドアを開けることができれば、車内の温度もそこまで高く上がりません。
また標高が高い場所は、日中温度が上がっても朝晩は20度以下までグッと下がり、肌寒く感じるほどの場所も多く存在します。
標高が高い場所で車中泊ができれば、「暑くて寝苦しくあまり眠れなかった」なんてこともあまりないのです。
「標高が高い」といっても「あまり涼しさを感じない」という場所もあります。
「標高が高い」ということは「太陽に近い」ということ。いくら標高が高くても周囲に建物や木々がなければ、炎天下にずっと車を停めておくことになります。特に日中は車内の温度が高くなりすぎるため、車内でのんびりと過ごすということは難しいのです。
また日中、日陰でも木陰でもない、車体に直に太陽光が当たる場所に車を停めておくと、当然ながら車内の温度はグングン上がっていきます。
この日中に上がった車内温度は、夜に周囲の気温がガクンと下がり涼しくなったあとでも簡単には下がらず、「屋外は涼しいけど車内は蒸し暑い」といった状況を引き起こします。
なので夏の車中泊スポットは、
1.標高が高く
2.木に囲まれており
3.さらに湖や川などの水辺の近く
であればベスト。
筆者が実際に車中泊をしたことがある場所(関東近県)の中で特にオススメなのが、山中湖や河口湖などの富士五湖周辺や、北軽井沢や八ヶ岳周辺の湖畔にあるキャンプ場やRVパークなどです。このあたりであればかなり涼しく快適に過ごすことが可能だと思います。
私たち夫婦が車中泊スポットを探す際には、実際に車中泊旅を楽しんでいる方から情報を得ることが多いです。
例えばツイッター上では、現在車中泊を楽しんでいる方の多くがさまざまな情報を発信しており、便利な情報を教えてもらいながら同じ趣味を持った人たちとの交流もできるのでかなりオススメです。
また1年を通してキャンピングカーや車中泊関連のイベントが多数開催されているので、そういった場所にでかけ、交流を深めるのもひとつの手段。
実際に車中泊を日常的に楽しんでいる方々の意見を聞くことが、快適な車中泊スポットを探すのには1番の近道です。暑さ・寒さだけでなく、トイレやお風呂、電源などの設備や飲食店やスーパーなど周囲の情報も聞くことができます。
また誰かと交流を持たずとも、ネット上にも車中泊スポットの情報がかなり多く出回っています。その中でも1番頼りになるのは、その場所を利用した人たちの「クチコミ」です。
各サイトで検索をすると、実際にその車中泊スポットを利用した方の評価やクチコミを確認することができます。事前にサイトからクチコミをしっかりとチェックし、評価が高い場所を選べば失敗もなく安心です。