公開日: 2023/06/28
高速道路と一言でいっても、路線ごとに特徴やならではの要素が盛り込まれており、それが高速道路を走行するおもしろさの一つにつながっています。1つとして同じ路線はなく、路線ごとの特徴をどんどんみつけていくのも、高速道路への好奇心をかきたたせてくれます。
そんななかで、高速道路をよく走行するみなさんなら、お気に入りの路線というのを1つや2つはお持ちではないでしょうか。自分の家の近郊を通る普段からよく利用する路線から、普段はなかなか走行できないけど思い出に残っていて機会があればぜひ走行したい路線まで、いろいろな想いがあるはずです。
私も、小さい頃は両親が運転する車に乗って高速道路を利用し、今は自分で運転し日本各地へさまざまな路線の高速道路を利用してドライブをしています。
日本各地の路線を利用している私も、中でも特にお気に入りの路線というのが存在します。お気に入りの路線を走行している際は、やはりテンションが上がりますし、運転への意欲も高まります。
自分のお気に入りの路線をみつけて走行することは、運転をより活性化させますし、それに伴い自分の運転レベルを向上させることにもつながるため、いろいろとメリットがあります。そんなわけで、今回は私のお気に入りの路線について紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
数ある路線のなかから私が最も好きな高速道路が、主に中国地方の中央部を縦貫する「中国自動車道」(以下 中国道)です。島根県に親戚がいる関係から、中国道は島根に行く際によく利用しております。
総距離540.1キロは、日本の高速道路では東北自動車道に次ぐ2番目の長さで、とても走りごたえのある路線です。距離の長さもさることながら、中国道は区間によって移り変わりの多めなドラマティックな路線でもあります。
中国道は、起点から兵庫県三木市の「吉川JCT」までは片側3車線通行で、そのなかでも起点の吹田JCT〜「西宮北IC」は、西日本を代表する大都市近郊区間となっており、モノレールや高規格な一般道と並走する、都会感満載の区間です。
吉川JCTの前後あたりから、周辺の景色はがらりと変わり、中国山地近郊の山々の景色が中心となり急カーブや急勾配が多めになります。なかには、「R=200」という主要高速道路では、めったにない急カーブも存在します。
他にも、インター間の距離が比較的長めだったりジャンクションの数が多めだったりと、一見ベタな路線と思いきや、特徴的な路線である中国道を私のお気に入り路線の第1位に選出しました。
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第2位は、私が一番お世話になっている路線「中央自動車道」(以下 中央道)です。東京生まれ山梨育ちで現在東京在住の私は、これまで中央道沿道での生活がほとんどです。
私の大好きなドライブも、まずは中央道を利用して各地へ向かい、どんなに遠方へのドライブでも最後は中央道を利用することが多く、私の人生にはなくてはならない路線と言っても過言ではありません。
中央道も中国道同様に都市部から山岳地帯への景色の移り変わりが激しい路線ですが、中央道は中国道よりも山岳地帯の標高が高く、山々の景色もより雄大にみえるのが特徴です。
「談合坂SA」「八ヶ岳PA」「駒ヶ岳SA」「恵那峡SA」「虎渓山PA」「屏風山PA」「内津峠PA」のように、山岳地帯の地形にまつわる名称のサービスエリアやパーキングエリアも多く、さらに本線に加えて山梨県の「大月JCT」を起点とする富士吉田線という支線があるのも、中央道ならではといえます。
首都圏〜中京圏を結ぶ高速道路としては、より沿岸部を通る「東名高速道路」(以下 東名)があり、さらに「新東名高速道路」(以下 新東名)や中央道と東名を接続する路線の開通により、中央道の利用機会は減りつつありますが、それでも中央道にしかない味わいを楽しみたい気もちや、中央道へのこだわりは忘れずに、これからも利用していきたいと思います。
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