公開日: 2023/06/13
高速道路の日々の進化は、本当にすさまじいものがあり、いままでお世話になっている既存の高速道路の進化に加えて、ここ数年で新しく誕生した高速道路の便利さが、私たちのドライブやクルマ旅をより楽に、より移動をスムースにしてくれています。
高速道路は、信号がなくノンストップで速い速度で走行できるため、同距離で一般道を走行するよりも、圧倒的に所要時間を短縮でき、私たちの行動範囲を広げてくれています。さらに、高速道路と高速道路を接続するジャンクションも数多く設置されるようになり、高速道路ネットワークが格段に広がっていることは間違いありません。
私は、仕事でもプライベートでも高速道路を利用してドライブをしますが、新たに誕生してすごく便利だと感じる高速道路の路線がいくつかあります。利便性の高い路線は、ドライブの助けになるだけでなく、どんどん利用したいという気もちが強くなるため、ドライブの行き先も、利便性の高い路線がある地域を選ぶ傾向が強くなります。
今回は、高速道路が大好きでほぼ毎日高速道路を走行している私が、近年開通した利便性の高い路線について、私の個人的見解や感想をまじえながら、いくつか紹介いたします。ぜひ、参考にして利便性の高い路線を活用して楽しいドライブをしていただければと思います。
利便性の高さで、まずいの一番に紹介させていただきたいのが新東名高速道路(以下 新東名)です。新東名ができたことにより、近隣や沿道沿いにお住まいの方の行動範囲がかなり広がりました。
新東名は、東名高速道路(以下 東名)の代替ルートとして東名と並走する形で通っている路線で、2023年5月現在、約9割の区間が開通しています。
東名とくらべて、カーブや起伏が少なく走行しやすいことに加えて、2020年12月より「御殿場JCT」〜「浜松いなさJCT」で制限速度が時速120kmに引き上げになったため、よりスピーディーな移動が実現しています。
東京在住の私は、新東名の開通で主に名古屋・京都・大阪方面へ行く機会が断然増えたうえに、大阪より西の中国・四国地方へも、たびたび足を運ぶようになりました。
新東名は、他路線にくらべて大型トラックやバスの台数が多く、周囲への配慮や車線どり、柔軟な速度の上げ下げなど走行に気をつけるべき点もありますが、快適に走行できる利便性の高い路線です。
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山梨出身で東京在住の私にとって、圏央道の開通も影響力が大きいといえます。新東名は一気に開通したため、利便性も一気に高くなりましたが、圏央道は徐々に開通区間を延ばしてきた経緯があり、着実に利便性を高めてきた印象が強い路線です。
圏央道は、沿道に魅力的なスポットがあることもさることながら、首都圏を起点とする各主要路線同士を接続しているため、圏央道を経由して各方面へというのが、鉄板ルートになっております。
圏央道の接続史を見てみると、まず2007年6月に中央自動車道(以下 中央道)と関越自動車道(以下 関越道)が接続されます。さらに、2014年6月に東名と中央道がつながり、2015年10月には関越道と東北自動車道(以下 東北道)が接続されます。
2017年2月には、東北道と常磐自動車道(以下 常磐道)がつながったことで、東名〜中央道〜関越道〜東北道〜常磐道が圏央道とつながることになり、私もそうですし周辺にお住まいの方の行動範囲もかなり広くなったのではないでしょうか。
東北道〜常磐道で片側1車線区間があるなど、まだまだ改良の余地を感じる部分もありますが、交通量の多い首都高や都心部を通らないで郊外から地方へと移動できる圏央道の利用価値は、かなり大きいと感じます。