公開日: 2023/05/24
車の移動、特に長距離でのドライブで活躍するのが高速道路です。高速道路は、信号がなく基本ノンストップで走行できるため、周りの景色を眺めたり、同乗者の方とワイワイお話ししたりして楽しみながら目的地に向かうクルマ旅にピッタリです。
私も、高速道路の運転が大好きでたびたび高速道路を利用してドライブをします。日頃から行き慣れた地域から、普段はなかなかいけない地域まで、さまざまなところをドライブして各地へ赴くことは、私の人生でのかけがえのない時間となっています。
そんな便利ですばらしい高速道路ですが、年々新しい路線や区間が誕生し、ますます便利になってきています。私の地元山梨県でも、2021年8月に中部横断自動車道(以下 中部横断道)の南側部分が全線開通し、いままで一般道で行くのが主流だったお隣の静岡県まで、高速道路で行けるようになりました。
↓ 中部横断道についてはコチラで確認 ↓
中部横断道の静岡県側は東名高速道路(以下 東名)や新東名高速道路(以下 新東名)と接続しているため、全線開通によりその先の名古屋・大阪方面へのアクセスも向上したことで、西日本の方面まで足をのばす機会が断然増えてきました。
新しい高速道路の開通は、ただその地域や沿道のアクセス向上だけでなく、さらに広い範囲にネットワークが拡大するため、いままで行きにくかった地域へ行きやすくなり、さらに旅が好きに、ドライブが好きになるというメリットもあります。
今回は、ここ10年ほど、2012年以降に開通した便利で快適な高速道路路線をいくつか紹介していきます。みなさん、ぜひいままで通っていなかった新しい高速道路を走行して、開通による便利さを感じていただければと思います。
日本全国さまざまな地域で高速道路が開通してきたなかで、もっとも利便性が高いのが、なんといっても新東名高速道路(以下 新東名)ではないでしょうか。新東名の開通は、首都圏〜中京圏の移動を格段に向上させました。首都圏〜中京圏は、もともと東名が通っていますが、利用者が多く随所で大渋滞が発生しており、交通や高速道路としての機能に限界がきておりました。
そこで、東名と並走する形の代替ルートとして考えられたのが新東名です。新東名は、より首都圏〜中京圏の移動に特化した構造で、なるべく直線でカーブや勾配が少なめな設計がされ、それによりいままでよりも快適でスムースな走行を実現しました。
2012年4月に初区間となる御殿場JCT〜三ヶ日JCTが開通。開通距離の162kmは日本の高速道路で一度に開通した最長の距離となっています。これにより、静岡県区間のほとんどへ新東名を経由して移動が可能になりました。
さらに、2016年2月には浜松いなさJCT〜豊田東JCTが開通、静岡県東部の御殿場から愛知県の豊田まで新東名一本で行けるようになりました。豊田東JCTは、伊勢湾岸自動車道(以下 伊勢湾岸道)や東海環状自動車道と接続しているため、その先の地域へのアクセスにもつながっています。
新東名は神奈川県部分も、徐々に開通区間を延ばしており、あとは神奈川県と静岡県の県境部分が開通すれば全線開通となります。
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