公開日: 2023/04/07
日本各地に存在するご当地グルメ。普段はなかなか行けない土地までドライブして、その土地のご当地グルメをいただくことも、ドライブの醍醐味であり楽しみでもあります。
私も、各地へドライブする際は必ずといっていいほど、その土地ならでのご当地グルメをいただくようにしております。ドライブ自体もそうですし、ご当地グルメのお話しは、仕事の仲間との会話でもかなり盛り上がるため、つい話し込んで時間が経つのを忘れてしまうこともあります。
そんなご当地グルメのなかでも、日本食の代表的な麺類である「うどん」は、全国至るところにご当地グルメが存在します。一言でうどんといっても、地域によって麺の太さやダシに違いがあり、うどんのなかでも人によって好みが分かれたりもします。
私も、全国のさまざまなうどんを食べてきましたが、それぞれ特徴がありそれぞれのおいしさがあるため、各地へドライブをする楽しみになっています。
今回は、全国各地のご当地うどんのなかから、東日本エリアで食べれる絶品うどんを紹介いたします。ぜひ参考にしていただき、ドライブの目的地にうどんを味わう旅へ出かけていただければと思います。
まず北の大地、東北地方より秋田県のご当地グルメである「稲庭うどん」の紹介です。稲庭うどんは、秋田県湯沢市が発祥の手延べ製法による干しうどんです。
日本三大うどんの1つにも数えられる稲庭うどんの特徴は、なんといっても平べったい麺にあります。ひやむぎよりは太いものの、ほぼそうめんに近い太さのため、うどんとしてはかなりの細麺で、つるつるとしたのど越しが人気です。
打ち粉にはでんぷんが使用され、手作りでその日の温度や湿度にあわせて水分や塩分の割合を変えながら、3〜4日間かけて丁寧につくられます。これにより秋田美人のような、透き通るつるつるな麺ができるのです。
稲庭うどんは秋田県でも主に南部の地域がご当地となっており、秋田市の他、発祥の地である湯沢市稲庭町では、稲庭うどんを販売するお店が建ち並んでおります。
通常のうどんよりも麺が細く平べったいことから、どちらかというとそうめんを食べているような感覚に近く、そのイメージをもって食べにいくのがおすすめです。
ネギや上州ポークなどの産地として有名な群馬県ですが、温泉地として有名な伊香保周辺の名物である「水沢うどん」も大変人気のあるご当地グルメです。
稲庭うどん、讃岐うどんと並ぶ「日本三大うどん」である水沢うどんは、もともと渋川市伊香保町水沢にある水澤寺付近で、参拝者向けに提供されたのが始まりだといわれております。
水沢うどんの特徴は、なんといってもつるつるしていて弾力のあるコシ。そして、基本的にざるうどんで提供され、つけ汁がしょうゆ汁とごま汁があり、店によってつけ汁が異なります。
また、水沢うどんのお供には舞茸天ぷらを提供しているところも多く、水沢うどんとあわせて味わうことで、風味豊かな舞茸の味を楽しむことができます。
伊香保周辺は温泉と水沢うどんのお店がズラリと建ち並んでいます。関越自動車道の「渋川伊香保IC」からも割りと近いため、ぜひ温泉とうどんの両方を楽しんでいただければと思います。
↓ 伊香保温泉に水沢うどんを楽しむ、旅のモデルコースはこちら ↓