公開日: 2023/03/08
高速道路を走行していて一番の敵といえるのが「渋滞」です。一度渋滞が発生すると、順調に流れているときよりも、所要時間がかなりかかってしまい移動している人々のスケジュールをくるわせることもあります。
そのため、高速道路を利用する際はある程度渋滞への対策を講じる必要があります。たとえば、渋滞を予測して早めに出発するとか、なるべく渋滞にならない時間帯に走行するなどがあげられます。
それでも、どうしても渋滞にはまってしまうことがあるかと思います。その際、少しでも早く目的地へ到着するために一般道への迂回を検討することも有効な方法だといえます。
とはいえ、一般道も混んでいる可能性があったり一般道の効率的な道がなかったりすると、一般道へ迂回するより高速道路の渋滞をそのまま走行した方が、結果的に早く目的地に到着するケースもあります。
一般道を迂回するか高速道路の渋滞をそのまま走行するかの判断は、運転歴の長い方やその地域の高速道路事情に詳しい方でも、ほんとに難しいところです。
そんな判断が難しいとされる高速道路の渋滞ですが、一般道への迂回を検討する「目安となる基準」がいくつかあります。これを知っていると、判断を迷うことが少なくなりますし、正しい判断ができる可能性が高くなります。
全部が全部、結果的に正解を導き出すのが難しいのが交通事情ですが、少しでも正解の可能性を高めるためにも、高速道路渋滞時に一般道への迂回を検討するラインを熟知しておきましょう。
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渋滞が発生すると、通常よりも所要時間が伸びてしまいますが、どのくらい伸びるかは渋滞の規模によって違います。なので、所要時間がどのくらい伸びたら迂回を検討するかのラインをある程度決めておくことが大切です。
迂回を検討する1つのラインになるのは、所要時間が順調にいけた場合の2倍以上かかりそうなケースです。渋滞の距離や一般道の混雑具合にも関係しますが、1つの目安として覚えておくと判断がしやすくなります。
たとえば、中央自動車道(以下 中央道)上り線の「大月IC」〜「八王子IC」は通常なら30分くらいの所要時間ですが、こちらの区間は小仏トンネル周辺を中心に週末に渋滞が発生します。渋滞の規模は日にちや時間帯によってまちまちですが、渋滞を抜けるのに倍の60分以上かかりそうな場合は、一般道である程度迂回した方がトータルの所要時間を短くできる可能性が高くなります。
他の渋滞の名所とよばれる場所でも、だいたい2倍以上所要時間がかかりそうな際は、一般道への迂回を検討してみることで、少しでも時間のロスを少なくできます。
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