公開日: 2023/03/19
今、車の「個人売買」が盛り上がってきていることをご存知でしょうか。
盛り上がっているその理由には、個人で車の売り買いをするため、消費税がかからず、諸経費をおさえてお得に車を購入できることがあります。また、中古車販売店等の業者に下取りに出した場合、販売価格は販売店等が決めていましたが、個人売買なら販売価格は自身の希望価格に設定することができます。このような自由度の高さも、個人売買の注目度が高まっている理由と言えるでしょう。
ただ、個人で売買するとなると、トラブルが発生してしまった時の対処も、自身で行うことになります。慣れていない問題にどのように対処したらいいのか、また「契約書は必要?」、「契約書はどうやって作るの?」「支払いは?」といった疑問や不安もあるのではないでしょうか。
お得に車が買えて「希望価格」で販売できることから、注目されている車の個人売買。この記事ではトラブルを避けて安心して車の個人売買を行う方法や、個人売買に必要な書類に手続きの流れ、サポートが付いて安心して個人売買ができるオススメのサイトをご紹介します。
車を個人間で売買する方法には、大きく下記の3つの方法があり、まずはそれぞれのメリットとデメリットをお伝えします。
親類や友人、知人間での車の売買は、経験したことがあるという方も多いのではないでしょうか。「車が欲しい」、「車を手放したい」という当事者間のやり取りで売買が行われるものです。諸経費や販売・購入価格も当事者間で決められ、売る人から買う人へ直接車を受け渡せば輸送料もかからないというメリットがあります。最近ではSNSで知り合った方から購入したという方も多いかもしれません。
ただ、詳しくは後述しますが、車の売買には必要な手続きや必要な書類があり、その手続き等も自身で行うことになります。友人や知人であっても後のトラブルにつながる可能性はあり、トラブルが発生した場合は当事者間で解決することになるため、必要な手続きはしっかり行わなければいけません。
また、車を買いたいタイミングで友人、知人等が車を手放したいと考えていたり、売りたい時に友人、知人の中に車が欲しい人がいる必要もあります。
オークションサイトやフリマサイトには、アパレルや日用品等だけでなく、車も出品されています。オークションサイトやフリマサイトを利用することも、車を個人で売買する方法の一つです。
友人、知人からの売買と違い、出品されている中から自分の欲しい車を探して、同車種や他の車との比較ができる、所有している車を望む時に出品できる等のメリットがあります。オークション形式の場合は、競合がいなければ車両本体も安く購入できる可能性があります。システム利用料は発生するものの、諸経費等の中間費用はおさえることができます。車両本体だけでなく、パーツ等も探せることやローンが組めるサイトがあることも魅力です。
デメリットとしては、売る方も買う方も必要な手続き等は自身で行う必要があるため手間や労力が発生すること。また、せっかく落札したものの、出品者から必要書類が届かない、連絡や対応が遅い等のトラブルが発生する可能性もあります。さらに車両の状態確認も、自身で掲載されているテキストや画像から確認しなければいけません。
車両の状態は、特に後のトラブルにつながりやすく、トラブルが発生した場合の対処も自身で行う必要がある。そうなった場合に手間や労力が発生する点も、オークションサイトで個人売買をする際のデメリットと言えるのかもしれません。
車を個人間で売買する方法の3つ目に、個人売買をサポートしてくれるサイトを利用することがあります。
サイトは車売買のプロが運営している場合が多く、先にご紹介した2つの売買方法の「メリット部分はそのまま」に、「デメリット部分をサポートしてくれる」という魅力があります。個人売買のため消費税はかからず、WEBで素早く完結し車両状態の確認もプロの検査員のチェックを通すことができたり、手間のかかる出品から手続き代行等、トラブルを未然に防ぐためのサポートが用意されています。