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プラモ感覚でエブリイワゴンを手軽に軽キャンパー仕様にDIY。自分好みへのアレンジも楽しめるDIYセット「VAN DE Boom(バンデブー)」

中古車のガリバーを運営する株式会社IDOMから、ユニークな製品が発売されていることをご存知でしょうか。製品名は「VAN DE Boom(バンデブー)」といい、キットを組み立て車にインストールすれば、手軽にマイカーをキャンピングカー仕様にできるというもの。

キットは、プロモデル感覚で組み立てるタイプとパイプとジョイントを組み合わせて作るタイプの2種類があり、組み立てを終えれば車へのインストールはどちらも数十分で完了。「キャンピングカーは欲しいけど、値段が…」という方や、「クルマを車中泊仕様にしたいけどDIYが苦手…」という方でも、手軽にマイカーをキャンピングカー仕様にできるというユニークな製品です。

VAN DE Boomの特徴や、なぜIDOMがこのような製品を開発したのか、VAN DE Boomの発起人でありプロジェクトリーダーとして開発をリードした伊藤駿さんに、開発の経緯や製品のこだわりポイント等を聞いてきました。

↓ 話題のキャンピングカーができるまでに独占密着 ↓

あのガリバーがなぜDIYキットを?

なぜガリバー=中古車というイメージがあるIDOMが、車のDIYに関連する新たな製品を開発したのか。それは、

“あらゆるお客様に安心安全で豊かなカーライフをお過ごしいただけるよう、お車のご提案のみならず、愛車と共に充実した時間をお過ごしいただけるような商品・サービスの開発に邁進しております。”

という、車の販売だけでなく、豊かなカーライフを提案するという会社としての姿勢が背景にあるようです。

IDOMという社名は、2016年にガリバーインターナショナルという旧社名から変更されましたが、IDOMは「挑む」をローマ字表記にしたもので、目標に向かって挑み続けるという会社の姿勢を表したもの。

常に挑戦し続ける姿勢を大切にするIDOMによる、ユーザーへのカーライフの新たな提案がVAN DE Boom です。

VAN DE Boom の開発コンセプト

VAN DE Boom は、IDOM社内で発足した「みんなが欲しいと思う100万円以下に収まる架装車コンペ」の企画提案会で、伊藤さんが応募したことがきっかけで生まれたそうです。

もともと自身もキャンプやDIYが趣味であったことから、コロナ禍でのアウトドアやDIYへの需要の高まりに注目し、キャンピングカーの完成車両は費用面で中々手が出せない現状があること、自分でDIYするのもハードルが高い人もいるという点を解消するための新たな選択肢を提案できないかと考え、誰でも手軽に作れるキャンピングカーとしてVAN DE Boomを企画し応募。

カーライフを豊かにするお手伝いができることとともに、制作体験も楽しんでいただけるのではないかと共感を得ることができたため、商品化に至ったとのこと。

伊藤さんは、開発コンセプトとして、
  1. 誰でもカンタンに自分で作れること
  2. 設計段階で完成させすぎず、お客様が自分でカスタマイズしやすいこと
  3. キャンピングカーデビューというお客様を想定し、価格やクオリティ、作業の手間の面でも手に取りやすいこと

の3つを掲げ、DIYが得意な方もそうでない方も、複雑な工具がなくても手軽にマイカーをキャンピングカー仕様にできるキット、VAN DE Boom を開発しました。

なおVAN DE Boom という製品名は、「ランデブーをもじっていて、車とキット(個人の趣味)が合わさることで素敵な時間を過ごしてもらいたいという想い。また、boomは英語で車が走る効果音と盛り上がるという意味のブームをかけていて、『バンで楽しく動き回る』、そして『バンからブームを起こす』ことを目指したいという思いを込めました」とのこと。

ちなみにVAN DE Boom以外には、Gulliver CRAFT(ガリクラ)、L Room(エルム)、Erucar(エルカ)、Mobuillia(モビリア)等が候補に挙がっていたそう。

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