公開日: 2023/02/24
フォトグラファーライターの齋藤千歳です。北海道千歳市に住んでいます。Mobility Storyでは【プロフォトグラファーが教える北海道の絶景「道の駅」】等の連載で、北海道旅の魅力をお伝えしています。今回は関東にお住まいの方にオススメの冬の北海道旅です。4泊5日の日程でのモデルコースをご紹介していきます。
金曜日の仕事を終え羽田空港から北海道へ向かった友人を新千歳空港でピックアップ。火曜日の昼に道東エリアにある女満別空港から見送るという4泊5日のややタイトなスケジュールながら、キャンピングカーで「ジュエリーアイス」「タンチョウ」「ラッコ」「オオワシ」「オジロワシ」「野付半島」「流氷」といった貴重な野生動物や絶景の大自然をまわる撮影旅行を計画・実行しました。
この道東の冬の絶景旅の様子を、4回にわけてみなさんに紹介していきます。
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北海道の住むようになって約10年、筆者はレンズやカメラのレビュー記事のためなどに作例を撮影したり、キャンピングカーや旅行の記事などを書いたりするために、道内のさまざまな場所に出かけて、多くの写真を撮ってきました。そんな筆者が、北海道のなかでも愛してやまない場所、そして季節が“道東の冬”です。本当に美しい。
そして、何度も出かけているうちに、この美しさを写真や文章などで伝えるだけでなく、友人・知人と共有したいという気持ちがどんどん強くなっていったのです。とはいえ、元々東京の出版社に勤めていた筆者の友人のほとんどが東京在住。日々、忙しく過ごしているので、なかなかまとまった休暇もとれないわけです。
そこでキャンピングカーを利用して、道東の魅力をぎゅっと凝縮した今回の北海道冬の絶景旅を企画。今回は金曜の夜羽田発、火曜の昼に女満別空港解散の4泊5日で、豊頃町の「ハルニレ」と「ジュエリーアイス」、阿寒町・鶴居村の「タンチョウ」、霧多布岬で「ラッコ」探し、根室市風蓮湖に集まる「オオワシ」「オジロワシ」との出会い、北方四島のひとつ国後島を臨む日本最大の砂嘴(さし)「野付半島」を尋ね、網走では能取岬と観光船から「流氷」を眺めるというてんこ盛りな旅行プランを立案、実際に実行してみたわけです。
新千歳空港からキャンピングカーをレンタルしての冬の北海道旅、もしくはご自分のキャンピングカーで苫小牧港からスタートという方々の参考にもなると思いますので、ぜひご覧ください。